丸顔は若々しく可愛らしい印象を与えますが、「幼く見られる」「太って見える」と悩む方も少なくありません。
このようなお悩みは、髪型やメイクだけではなく、眉毛を整えることでも解消できる可能性があります。
そこで本記事では、丸顔さんの魅力を引き出す眉毛の形や整え方を紹介します。
コンプレックスをなくし、自分の魅力をより輝かせるきっかけとなれば幸いです。
Contents
丸顔さんの特徴
丸顔さんは、顔の縦幅と横幅の差が少なく、輪郭や顎のラインに丸みがあるのが大きな特徴です。
頬がふっくらして見えるため、やわらかく可愛らしい印象を与える一方、幼く見られたり、ふくよかに見えたりする場合もあります。
のっぺりとした印象になりやすく、「顔に立体感がないな……」と悩む方も少なくありません。
このように、顔から受けるその人の印象には、顔の縦幅と横幅のバランスが深く関係しています。
縦と横の長さがほとんど同じである丸顔さんは、縦よりも横のラインが目立ちやすいので、全体的にメリハリがなくぼんやりとした印象になりがちです。
眉毛の太さや長さを適切に整えることにより、こうした顔の見え方を変え、丸顔さんが抱えているお悩みを軽減できます。
丸顔さんに似合う眉毛のデザイン
顔の丸みをカバーして立体感のある印象に見せるには、どのようなデザインの眉毛に整えればよいのでしょうか。
以下では、丸顔さんの魅力を引き出す眉毛のデザインを紹介します。
丸顔さんに似合う眉毛のデザイン
- アーチ眉
- 太めの眉
- 長めの眉
アーチ眉
丸顔さんに似合う眉毛のデザインとしてまず挙げられるのは、ゆるやかな曲線を描くアーチ型です。
丸みのあるフェイスラインと相性が良く、丸顔さんのやわらかく可愛らしい雰囲気をより引き立ててくれます。
眉山を少し高くすることで縦のラインが際立ち、顔全体がすっきりと洗練された印象になります。
太めの眉
丸顔さんがメリハリのある印象を与えるためには、太めの眉毛も効果的です。
横幅が広く見えやすい丸顔さんの場合、眉毛が細いと顔の印象がぼやけてより幼く見えてしまうことがあります。
眉毛を太くすると縦の印象を強調できるだけでなく、眉毛の存在感が増し、輪郭や表情を引き締める効果も期待できます。
長めの眉
丸顔さんには、目尻よりも少し長めに仕上げた眉毛もおすすめです。
眉毛を長めに整えることで両サイドの余白を埋め、縦のラインを強調できます。
また、長めの眉毛であれば知的で大人な雰囲気を演出できる点も、幼く見られやすい丸顔さんにとってうれしいポイントです。
丸顔さんが避けたい眉毛のデザイン
似合う眉毛がある一方、丸顔さんのお悩みをより目立たせてしまう眉毛のデザインもあります。
丸顔さんが避けたほうがよい眉毛の特徴は、以下の通りです。
丸顔さんが避けたい眉毛のデザイン
- 平行で直線的な眉
- 細めの眉
- 短めの眉
平行で直線的な眉
平行眉は、近年トレンドとなっているデザインですが、丸顔さんにはおすすめしません。
直線的な眉毛は顔の横幅を強調しやすく、丸みのある輪郭をさらに広く見せてしまうためです。
その結果、顔全体がのっぺりとした印象になり、小顔に見せることが難しくなります。
「丸顔でも人気の平行眉に挑戦したい!」という場合は、眉山に角度を少しつけたり、毛の濃淡で立体感を演出したりと、平面的に見えないよう工夫するとよいでしょう。
細めの眉
シャープで大人な雰囲気を感じさせる細い眉毛も、丸顔さんには不向きです。
丸顔さんの場合、眉毛が細いと顔の余白が目立ち、輪郭がより丸く見えてしまうことがあります。
また、存在感のない眉毛によってメリハリのない顔立ちに見えてしまうため、幼さが際立ちます。
ある程度の太さと自然な毛流れを持たせた眉毛のほうが、顔のバランスが良く引き締まった印象をつくりやすいので、丸顔さんには太めの眉がおすすめです。
短めの眉
横幅が目尻より短い眉毛も、丸顔さんのお悩みを目立たせてしまうため注意が必要です。
眉尻を短く整えると可愛らしい印象や抜け感が演出できますが、丸顔さんの場合、両サイドの余白が広がって丸い輪郭を際立たせてしまいます。
小顔効果を得られず、太って見えたり、顔が大きく見えたりする原因にもつながります。
こうした丸顔さん特有のお悩みをカバーするには、眉尻をやや長めに揃えて余白を埋めるのがポイントです。
顔の横幅を狭く見せることで縦のラインが際立ち、メリハリのある立体的な印象を与えます。
丸顔さん必見“眉毛の黄金比”
丸顔さんにとって、眉毛の形は顔全体の印象を大きく左右するため、適切なバランスに整える必要があります。
そこで意識したいのが“黄金比”とよばれる、顔全体が美しく見える眉毛の位置や角度の比率です。
黄金比に基づいた眉毛は、目元をすっきりと見せ、洗練された印象を与えます。
バランスの取れた眉毛に仕上げるには、“眉頭”“眉山”“眉尻”を以下のような位置で整えるのがポイントです。
眉毛の黄金比
- 眉頭は目頭の真上かやや内側
- 眉山は黒目の外側から目尻のあいだ
- 眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上
このバランスを意識することにより、顔の輪郭や目元の印象をコントロールできるので、丸顔さん特有のやわらかな雰囲気を残しつつ、より洗練された印象に近づけます。
丸顔さんに似合う眉毛の整え方
丸顔さんに似合う眉毛の形や、顔の印象を美しく見せる黄金比がわかったところで、ここからは実際に眉毛を整える手順を紹介します。
はさみやシェーバー、またアイブロウペンシルなどのアイテムを用意し、以下の流れで進めましょう。
丸顔さんに似合う眉毛の整え方
- ステップ①眉頭・眉山・眉尻の位置を決める
- ステップ②眉毛の形を取る
- ステップ③余分な毛をカットする
- ステップ④シェーバーで整える
ステップ①眉頭・眉山・眉尻の位置を決める
眉毛の黄金比をベースに、まずは“眉頭”“眉山”“眉尻”の位置を決めます。
アイブロウペンシルを使って、それぞれの位置に印をつけていきましょう。
丸顔さんは、眉山を黒目の外側の真上あたりに置くと、顔全体が整って見えます。
また、眉尻の位置を下げすぎると平面的に見えてしまうので、眉頭の下側と同じくらいの高さになるように意識するのがポイントです。
ステップ②眉毛の形を取る
次に、先ほどアイブロウペンシルでつけた印をつなぐように、眉毛の形を描いていきます。
このとき、丸顔さんに似合う、ゆるやかなカーブのアーチ眉を意識して形を取るのがおすすめです。
眉毛の太さは目の幅の3分の2程度に、眉頭は角度を少しつけると顔全体のバランスが良くなります。
ステップ③余分な毛をカットする
理想的な眉毛の形が取れたら、描いた線からはみ出た部分の毛や長く伸びている毛をはさみでカットしていきます。
この工程には、次にシェーバーで整える際に、処理したい毛をわかりやすくする目的もあります。
気になる毛は毛抜きを使って根元から処理する方法もありますが、毛穴の炎症が起きたり肌を傷つけたりする可能性があるので、毛抜き以外の方法で処理しましょう。
ステップ④シェーバーで整える
最後に、短くカットした毛と気になる産毛をシェーバーで処理して仕上げます。
特に、眉上の太い毛は剃り跡が目立ちやすいため、理想の形に沿って整える程度にとどめるのがポイントです。
また、眉まわりの皮膚はデリケートなので、シェーバーで肌を傷つけないよう、少しずつ丁寧に処理することを心がけましょう。
刃が滑りにくい場合には、肌を守るために化粧水や乳液などを塗って保湿しておくのも効果的です。
丸顔さんに似合うアーチ眉の描き方
理想の眉毛のベースが完成したら、次はメイクで眉をより綺麗に整えていきましょう。
ここでは、丸顔さんに似合うアーチ眉の描き方を紹介します。
丸顔さんに似合うアーチ眉の描き方
- ①自分の眉毛の黄金比を確認する
- ②黄金比をつなぐように描き足す
- ③眉頭から眉尻に向かって濃淡をつける
- ④眉の色味を工夫する
①自分の眉毛の黄金比を確認する
眉毛を描き始める前に、まずは自分の眉毛の黄金比を確認しましょう。
すでにベースが整っている場合でも、眉毛を描く際には改めて調整することが、アーチ眉を綺麗に仕上げるポイントです。
眉毛を整えるときと同じように、“眉頭”“眉山”“眉尻”の位置を決めてアイブロウペンシルで印をつけておきます。
アーチ状の自然なカーブを意識し、曲線の最も高い位置が眉山となるよう左右の眉毛のバランスを考えながら位置を決めます。
丸顔さんの魅力を最大限に引き出すためには、黄金比に固執するのではなく、自分の骨格やシルエットに合わせて眉毛の太さや長さを調整することも大切です。
②黄金比をつなぐように描き足す
自分の眉毛の黄金比が決まったら、先ほどアイブロウペンシルでつけた印をつなぐように眉毛を描き足していきます。
使用するアイテムは、アイブロウペンシルやアイブロウパウダー、またリキッドアイブロウなど自分のなりたい雰囲気に合わせて選びましょう。
ペンシルタイプであれば濃くはっきりとした印象になりやすく、パウダータイプやリキッドタイプであれば、ナチュラルでふんわりとした雰囲気に仕上がります。
また、眉毛を描く際は、これらのメイクアイテムを眉尻に向かって横に動かすだけでなく、毛の生えている向きに合わせて動かすのがポイントです。
毛流れを意識して描き足すことで、より自然で立体感のある眉毛を演出できます。
③眉頭から眉尻に向かって濃淡をつける
眉毛全体に自然なグラデーションをつけると、メリハリのある立体的な印象に仕上がります。
眉毛は、眉頭から眉尻にかけて徐々に濃くなるのが理想的です。
眉頭を薄めに仕上げると抜け感が生まれ、顔全体がやわらかく見える効果があります。
一方、眉頭が濃いと不自然な印象になりやすく、硬い表情に見えてしまうことも少なくありません。
アイブロウパウダーやスクリューブラシを使って優しくぼかすと、眉毛全体の濃淡がなじみ、より自然で落ち着いた印象になります。
幼く見られやすい丸顔さんこそ、眉毛に濃淡をつけて立体感を出すことを押さえておきたいところです。
④眉の色味を工夫する
眉マスカラを使って色味を整えることも、理想的な眉毛に仕上げるための重要なポイントです。
たとえば、アーチ眉の魅力である曲線的でやわらかな印象をより引き立てるためには、やや明るめのカラーや暖色系の眉マスカラを使って仕上げましょう。
暖かみのあるカラーを使うことで、丸顔さん特有のやわらかさが引き立ち、親しみやすい雰囲気に仕上がります。
ただし、眉下や眉頭に光沢感のある明るいカラーを入れると、光に反射して白飛びすることがあります。
こうなると眉毛の形がぼやけてしまい、顔が大きく見える原因となるため、肌なじみが良く、光を反射しすぎないマット系やセミマット系のアイテムを選ぶとよいでしょう。
眉毛を整えるためには、自毛植毛もおすすめ
「自分で眉毛を整えるのが難しい」という方には、眉毛の“自毛植毛”をおすすめします。
眉毛の自毛植毛とは、自分の健康な毛髪を採取して、眉毛を生やしたい部分に移植する施術のことです。
移植した毛が定着すれば半永久的に伸びつづけるので、眉毛が薄い方やメイクの手間を減らしたい方に選ばれています。
自毛植毛は、眉メイクやアートメイクでは得られない“本物の眉毛”が手に入るのが魅力です。
毎日細かいポイントに注意しながら眉を整える必要がなく、素顔にも自信を持てるようになります。
また、眉毛がない部分を補うだけでなく、丸顔さんに似合う眉毛の形に合わせてデザインすることも可能です。
「自毛植毛に興味はあるけれど、施術が不安……」という方は、自毛植毛の実績が豊富な親和クリニックforレディースにご相談ください。
当院では、医師と専門カウンセラー、さらに看護師の3者体制による無料カウンセリングを行っています。
多面的なカウンセリングによって、患者さまのご不安やお悩みを解決に導きます。
丸顔さんに似合うのはアーチ型の眉! 眉毛の黄金比を意識して整えるのがポイント
今回は、丸顔さんの魅力を引き出す眉毛の形を、整え方とともに紹介しました。
丸顔さんは、顔の横幅が広く見えるのが特徴で、やわらかく可愛らしい雰囲気がある一方、幼く見えたり、太って見えたりすることもあります。
このようなお悩みをカバーしつつ丸顔さんの魅力をアップさせるには、やや太めで眉尻が長めのアーチ眉がおすすめです。
縦の長さを出して顔の余白を軽減できるので、メリハリのある立体的な雰囲気に仕上がります。
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ディスクリプション:
丸顔さんには、やや太めで眉尻が長めの、ゆるやかなアーチ型の眉毛がおすすめです。顔の縦のラインと両サイドの余白をカバーすることで、丸い輪郭がすっきりと見えます。







