「メイクしても、なんだか間の抜けた印象が抜けない……」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はその印象には、目と眉毛のあいだの広さが関係しているかもしれません。
そこで本記事では、目と眉毛のあいだが広い原因と距離を近づける方法を紹介します。
目元の印象を変えて、「垢抜けた雰囲気を演出したい」とお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
目と眉毛のあいだが広い方の印象
目と眉毛の間隔が広い方は、特に次のような印象を周囲に与えやすいとされています。
目と眉毛のあいだが広い方の印象
- のっぺりとした顔立ちに見える
- 目が小さく見える
- 目力が弱く見える
間隔が離れていると目元に余白ができるため、のっぺりとした顔立ちに見える傾向にあります。
そのため、やや間の抜けた顔に見えやすい点が特徴です。
また、目と眉毛のあいだの肌面積が広いと間の抜けた顔立ちになり、目が小さく見えたり、目力が弱く見えたりすることもあります。
目と眉毛のあいだが広い原因
目から眉毛までの余白の広さを改善するためには、どこに原因があるのかをまずは確認することが大切です。
ここでは間隔が広くなる原因について、順に見ていきましょう。
目と眉毛のあいだが広い原因
- 原因①一重まぶた・奥二重まぶた
- 原因②眉毛周辺の筋肉の凝り
- 原因③眉毛の自己処理・メイク
原因①一重まぶた・奥二重まぶた
一重まぶたや奥二重まぶたの方は、目を開いたときのまぶたの縦幅が広く、目と眉毛のあいだが広く見えてしまうことが少なくありません。
一方、二重まぶたの方は、目を開いてもまぶたにできる折れ目の線、つまり“重瞼線(じゅうけんせん)”があるため、目と眉毛のあいだに自然な分割線が生まれます。
つまり、一重まぶたには重瞼線がなく、奥二重の場合は重瞼線があるものの、目を開けるとまぶたで隠れてしまうので、結果的に目から眉毛までの間隔が広く見えるのです。
原因②眉毛周辺の筋肉の凝り
眉毛周辺の筋肉が以下の原因で凝り固まることでも、目と眉毛のあいだの距離が広くなります。
眉毛周辺の筋肉が凝る原因
- 加齢
- 眼精疲労
- 表情の癖
なかでも、眉毛を上げる動きが癖づいている方は注意が必要です。
この動きによって眉毛が本来の位置よりも高く保たれることが多いと、筋肉が凝り、目から眉毛までの間隔が広くなるおそれがあります。
原因③眉毛の自己処理やメイク
目元の印象を変えるために行っている眉毛の自己処理やメイクが、かえって目と眉毛のあいだを広く見せているかもしれません。
たとえば眉毛の自己処理で眉下を剃ったり、抜いたりしている場合はまぶたの肌面積が広くなるため、おのずと目から眉毛までの間隔が開いてしまいます。
また、メイク時に本来の位置よりも高く眉毛を描くと、目から眉毛までの間隔が開き、結果的に目元が間延びした印象になります。
無意識に描いている場合もあるので、一度ご自身の眉毛の描き方を見直してみるのがおすすめです。
目と眉毛のあいだは狭いほうがよい?
目と眉毛の間隔が広く見えると、間の抜けた顔立ち、あるいは目が小さく見えるなどの印象につながるので、コンプレックスに感じている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、この間隔は狭ければよいわけでもありません。
間隔が狭い方は、はっきりとした顔立ちでクールや知的といった印象をもたれます。
そうした強い印象を和らげるために、意識的に眉下を整えて、目と眉毛の間隔を広げて見せる方が少なくないわけです。
一方、目と眉毛のあいだが離れている方は、もともと穏やかで優しい印象を演出できているので、特別手を加える必要がありません。
余白が広いことはネガティブに捉えるポイントかもしれませんが、見方を変えれば魅力の一つになります。
単なる欠点として考えるのではなく、穏やかな雰囲気や優しい印象を与えることができるという長所があることに目を向けてみてください。
目と眉毛の理想的なバランス
目と眉毛のあいだの理想的なバランスは、一般的に人差し指1本分以下(およそ1cm)とされています。
間隔の広さに悩んでいる方は、美容施術やメイクなどでこのバランスを実現してみてください。
ただし、目と眉毛の距離を強引に近づけると、不自然な仕上がりになってしまうこともあります。
本来の眉毛の形を活かせる範囲で、バランスを整えることが大切です。
目と眉毛のあいだを近づける方法
「目から眉毛までの間隔を近づけて、理想的な目元を叶えたい」とお考えであれば、以下に挙げる方法を試してみてください。
目と眉毛のあいだを近づける方法
- 方法①眉毛周辺をマッサージする
- 方法②眉毛サロンで施術してもらう
- 方法③眉毛アートメイクを施す
- 方法④メイクでバランスを整える
方法①眉毛周辺をマッサージする
筋肉が凝っていたり、むくんでいたりする場合は眉毛周辺のマッサージがおすすめです。
マッサージにはいくつか種類がありますが、今回は眉毛周辺の凝りに効果的な皺眉筋(すうびきん)をほぐすマッサージを紹介します。
皺眉筋をほぐすマッサージの手順
- 眉毛の骨に沿って、親指の腹を当てる
- 親指と人差し指で眉毛の骨を挟むように、しっかりとつまむ
- 眉頭から眉尻まで3か所に分けて、強すぎない程度の力で2~3秒ずつつまむ
皺眉筋が凝ると、額や前頭筋と連動して眉毛が上がりやすくなり、その結果、目と眉毛の間隔が広がってしまいます。
効果をすぐに実感できるわけではありませんが、日頃から取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、マッサージによってむくみが取れると、ぱっちりとした目元になる効果も期待できます。
方法②眉毛サロンで施術してもらう
即効性のある方法をお探しの方は、眉毛サロンに相談して、眉毛の形そのものを変えてみるのも一つの方法です。
眉毛サロンの施術は、目から眉毛までの距離の調整にくわえて、以下に挙げるお悩みの改善にも効果的です。
眉毛サロンでの施術がおすすめの方
- 眉毛の位置や形を、どのように整えたらよいかがわからない方
- ご自身に似合う眉毛の形を知りたい方
- メイクをしても、のっぺりとした顔立ちが直せない方
- 眉毛の左右のバランスがバラバラになってしまう方
眉毛サロンでは顔の骨格やパーツに合わせて、バランスよく眉毛の形を整えてくれます。
また、施術のあとに普段の整え方やメイク方法までレクチャーしてくれるところもあるので、初めての方でも理想の眉毛をキープできます。
理想の眉毛を叶えたい方は、眉毛サロンの利用も視野に入れてみてください。
方法③眉毛アートメイクを施す
目と眉毛のあいだを近づける方法には、眉毛アートメイクという選択肢もあります。
眉毛アートメイクとは、専用の医療針で眉毛周辺の皮膚に色素を注入し、眉毛の形をデザインする施術のことです。
特に、次のようなお悩みを抱えている方には眉毛アートメイクの施術がおすすめです。
眉毛アートメイクがおすすめの方
- 目元の印象を大きく変えたい方
- メイク時間を短縮したい方
- 眉毛がまばらで、形に左右差がある方
- 特別なケアをせずとも、長期間美しい眉毛を維持したい方
眉毛アートメイクの効果はおよそ1~3年1~2年程度で、そのあいだはメイクをせずとも目と眉毛の間隔が近い状態をキープできます。
施術前に行われるカウンセリングでご自身のイメージを伝えて、希望通りの眉毛に仕上げてもらいましょう。
方法④メイクでバランスを整える
目と眉毛の間隔を近づけるためには、毎日のメイクに次のひと手間をくわえるだけでも効果が期待できます。
目と眉毛の間隔を狭くするメイクのポイント
- 眉山の位置は、ほどよい高さに抑える
- 眉毛の位置を、全体的に1mm程度下にするイメージで描く
- 眉毛に角度をつけ過ぎず、なめらかなラインを意識する
なお、間隔を近づけるために、眉下を重点的に描くと不自然な仕上がりになってしまいます。
そのため、メイクで目と眉毛の間隔を調整する際は、自眉を活かしながらバランスを意識して少しずつ描き足してください。
目と眉毛のあいだを近づけるメイクのポイント
前項で、目と眉毛のあいだを近づけるには、メイクもおすすめであることを解説しました。
ここからは、具体的なメイクの仕方がイメージしづらい方のために、以下の3つに分けてメイク時のポイントを紹介します。
目と眉毛のあいだを近づけるメイクのポイント
- ポイント①眉毛の下側を太めに描く
- ポイント②シャドウ・ハイライトで陰影をつける
- ポイント③まつ毛をしっかりと上げる
ポイント①眉毛の下側を太めに描く
アイブロウペンシルで眉下を太めに描くと、目と眉毛のあいだを近づけることができます。
描く際の手順は、以下の通りです。
アイブロウペンシルで眉毛を描く際の手順
- 眉頭を普段よりも、やや低めの位置に作る
- 眉下のラインは、やや低めの位置に描く
- 眉尻から眉山、眉山から眉頭を自然につなげる
- アイブロウパウダーで、ぼかすように眉毛を塗る
この手順で眉毛を描くことで、目と眉毛のあいだが狭くなり、顔の印象が変わります。
アイブロウペンシルで描く際は、なるべく自眉を活かすことを心がけ、シャープな角度をつけ過ぎないことが大切です。
ポイント②シャドウとハイライトで陰影をつける
シャドウとハイライトで顔に陰影をつけて、目と眉毛のあいだを近づけるという方法も一つの手です。
陰影をつけることで目元にコントラストが加わり、視覚的に間隔が狭くなったように見せられるのです。
特に、次のような手順でメイクすると、手軽に立体感を演出できます。
目と眉毛のあいだを近づけて見せるメイクの手順
- 眉下にシャドウを入れる
- ハイライトで、まぶたに明るさを出す
- 眉頭から小鼻にかけてシャドウを入れる
眉下にシャドウを入れる際は、描き過ぎず、自然にぼかすのがポイントです。
また、眉下にハイライトを入れると目と眉毛のあいだが強調されてしまうので、入れすぎないように注意しましょう。
ポイント③まつ毛をしっかりと上げる
メイクの際に、まつ毛をしっかりと立ち上げるのも大切なポイントの一つです。
まつ毛を立ち上げることで、目と眉毛のあいだのスペースが埋まるため、必然的に間隔が近づいたように見えます。
まつ毛を立ち上げる際の手順は、以下の通りです。
まつ毛の立ち上げ方
- ビューラーでまつ毛の根元を挟んで5秒ほどキープする
- まつ毛の中間部分を挟んで、先ほどと同様に5秒ほどキープする
- 毛先を先ほどよりも弱い力で挟み、5秒ほどキープする
なお、ビューラーはアイメイクが終わったあとに使用しましょう。
アイメイクのあとにビューラーでまつ毛を立ち上げることで、こすれやヨレを防ぐことができます。
眉毛を整えるためには、自毛植毛もおすすめ
目と眉毛のあいだを近づける方法には、これまで紹介したもののほかに自毛植毛という選択肢もあります。
自毛植毛とは、ご自身の髪の毛を採取し、眉毛へと移植する施術のことです。
効果は半永久的に続くので、メイクや美容施術をせずとも、目と眉毛の距離が近い状態を常に作り出せます。
また色や質感、毛の流れも自然で、ひと目見ただけでは植毛とわからないのもうれしいポイントです。
自毛植毛の費用は、一般的におよそ30万~50万円が相場です。
なお、この費用は移植する本数やクリニックによって異なるため、具体的な金額はクリニックまで直接お問い合わせください。
目と眉毛のあいだの広さは、メイクや自毛植毛で近づけることができる
今回は、目と眉毛のあいだが広い原因と近づける方法を紹介しました。
広く見える原因としては、一重であることや、ご自身で眉毛を整えていることなどが該当します。
マッサージやメイクなどの方法で手軽に間隔を近づけられるので、この記事を参考にして取り入れてみてください。
メイクに不安がある、または即効性を求めている方は、眉毛を綺麗な形に整えて、目と眉毛の広さを解消できる自毛植毛はいかがでしょうか。
親和クリニックforレディースでは、植毛の技術に特化した医師が患者さまの施術を担当します。
お一人ひとりの骨格や表情に合ったデザインを提供いたしますので、気になった方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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