投稿日:2024年2月21日
更新日:2024年2月21日

女性の壮年性脱毛症とは?気になる悩みの改善方法も解説

年齢を重ねていくうちに「なんだか抜け毛が気になる」「以前より髪にボリュームがなくなった感じがする」と髪の毛に関するお悩みが増えていませんか?

特に薄毛は、男性特有の症状と思われるかもしれませんが、女性にも起こりうる症状です。

そこで今回は、女性も発症する可能性がある「壮年性脱毛症」の症状や原因を、改善方法とともに解説します。
髪のお悩みを解消し、より素敵な毎日を過ごしたい方は、ぜひご覧ください。

女性の壮年性脱毛症とは?

女性の壮年性脱毛症とは、ヘアサイクルの乱れやストレスなどが原因で起こる脱毛症のことです。
女性は更年期と重なる50~60代に発症することが多く、身体や心の変化とともに症状が見られることがほとんどです。

また、男性よりも壮年性脱毛症を発症するメカニズムが複雑で、さまざまな原因が絡んでいると言われています。

男性の場合は、男性ホルモンの分泌量の増加によってヘアサイクルが乱れてしまい、壮年性脱毛症を発症します。

女性の場合も、体内で男性ホルモンを生成しているため、その影響を受けるとされていますが、原因はこれだけではありません。
女性が壮年性脱毛症を発症する原因は、過度なダイエットやヘアカラーの繰り返しによる頭皮へのダメージなど、多岐にわたります。

女性の「いつまでも綺麗でいたい」という想いが引き金となって、壮年性脱毛症を発症するリスクを生じさせてしまうのです。

女性の壮年性脱毛症の症状

女性が壮年性脱毛症を発症すると、頭頂部を中心に、地肌が見える程度まで徐々に髪の毛が薄くなります。
生え際や分け目など、局所的に髪の毛が抜けたり薄くなったりするものの、重症化しなければ、全体には広がりません。

壮年性脱毛症になる前兆としては、頭皮の凝りや洗髪時の抜け毛の増加などが挙げられます。

また、女性の場合は、薄毛の症状が進行しても無毛にはあまりなりませんが、髪のボリュームが減るほか、ツヤ・コシを保てない髪質に変化してしまうこともあります。

女性の壮年性脱毛症の進行段階

女性の壮年性脱毛症は3つの段階に分けられ、それぞれ薄毛の進行度合いが異なります。

ここからは、壮年性脱毛症の進行段階ごとに、その特徴を解説していきます。
薄毛が少しでも気になっている方は、参考にしてみてください。

初期「Ⅰ型」

女性の壮年性脱毛症においてⅠ型は、頭頂部を中心に髪のボリュームが減り、分け目が目立ち始める段階です。

地肌が多少透けるものの、髪全体には大きな変化が見られないことから、自覚せずに症状が進行してしまうケースも少なくありません。

Ⅰ型の時点で症状を見極めるためには、入浴後の排水溝や、少し前のご自身の写真を見て、抜け毛の量や髪のボリューム感の変化を確認しましょう。

中期「Ⅱ型」

Ⅰ型よりも、頭頂部付近の薄毛や地肌の透け感が目立つのがⅡ型です。

分け目や生え際など、目に見える範囲まで薄毛が広がってくるため、ご自身でも症状に気がつく状態となります。
症状が気になり始めたら、簡易的なセルフチェックとして髪の毛の太さや、毛根の膨らみの有無を確認してみましょう。

Ⅱ型の段階では、すでに壮年性脱毛症が進行している状態ですので、早めに治療を開始することをおすすめします。

後期「Ⅲ型」

Ⅲ型では、頭頂部から後頭部にかけて薄毛が進行し、さらに地肌が目立ち始めます。

この段階は、壮年性脱毛症が重症化した状態で、最悪の場合、女性でも地肌の一部が露出してしまうこともあり得ます。
容姿の変化にともなって、帽子やウィッグが必須となり、今までのように自信をもてなくなってしまうかもしれません。

そうならないためにも、症状を自覚した時点で専門のクリニックで診てもらうことが大切です。

女性の壮年性脱毛症が起こる原因

「薄毛の悩みは男性のもの」というイメージがまだまだ強いかもしれませんが、多くの女性も薄毛に関する悩みを抱えています。

女性の壮年性脱毛症が起こる原因は、いったいどのような点にあるのでしょうか。
ここでは、その3つの原因について解説します。

原因①ホルモンバランスの変化

まず、女性の壮年性脱毛症が起こる原因には、加齢によるホルモンバランスの変化が関係しています。

女性は、年齢を重ねるごとに女性ホルモンが減少し、体内のホルモンバランスが揺らいでしまいます。

女性ホルモンのはたらきは、日々の健康をサポートするだけではありません。
女性ホルモンのエストロゲンは髪の毛のツヤやコシを、プロゲステロンは髪の成長を保持してくれます。

どちらも美しい髪の生成には欠かせませんので、ホルモンバランスが変化してしまうと、細く柔らかい髪の毛が増えるというわけです。

原因②自律神経の乱れ

不規則な生活やストレスによる自律神経の乱れも、女性の壮年性脱毛症を引き起こす原因の一つです。

自律神経が乱れると、交感神経の過剰なはたらきによって血管が収縮し、身体の巡りが滞りがちになります。
そのような状態では、髪の毛まで栄養が行き届かず、新しい髪の毛が育ちにくくなるほか、抜け毛や髪のパサつきなど、髪質の低下も見られます。

また、自律神経の乱れは、薄毛を加速させることも考えられますので、規則正しい生活を送り、心を落ち着かせる時間を作ることも重要です。

原因③遺伝

両親のどちらかが壮年性脱毛症の場合は、その子どもも発症する可能性があるとされています。

壮年性脱毛症の発症には、DHTという男性ホルモンをレセプターがキャッチし、脱毛因子を生み出すという過程があります。

レセプターとは、特定の物質と結合することで、細胞のはたらきを変化させるたんぱく質のことです。
このレセプターがDHTを受け取る度合いには、個人差があるものの、その度合いが大きいほど薄毛になる傾向が強いと言われています。

レセプターの感受性は引き継がれるため、遺伝もまた壮年性脱毛症を発症する原因となるわけです。

もし、ご家族に壮年性脱毛症の方がいらっしゃる場合は、できるだけ早いうちから対策し、予防しておくとよいかもしれません。

壮年性脱毛症になりやすい女性の特徴

壮年性脱毛症の症状が現れやすい女性の特徴には、以下の3点が挙げられます。

壮年性脱毛症になりやすい女性の特徴

  • 適切な洗髪ができていない方
  • ストレスが多い方
  • 食生活が偏っている方

健康的な髪の毛を育てるには、規則正しい生活習慣はもちろん、頭皮を清潔に保つことも欠かせません。

一方で、髪を洗いすぎると、頭皮に必要な皮脂までも失ってしまいます。
そうすると、頭皮に回ってきた栄養は皮脂を分泌するために使われ、髪の毛まで行き届かないのです。

また、シャンプーやトリートメントの洗い残しは、毛穴が詰まる原因となり、頭皮の環境を悪化させます。
そのため、「1日1回、しっかり洗髪すれば大丈夫」と覚えておきましょう。

壮年性脱毛症を予防・改善する方法

いつまでも若々しくいたい女性にとって髪の毛の悩みは深刻ですから、発症後は改善に向けて取り組みたいですよね。
また、誰でも起こりうる症状なので、事前に防ぐことができれば安心です。

ここからは、壮年性脱毛症を予防・改善するために、押さえておきたい3つのポイントを紹介していきます。

ポイント①食生活や生活習慣を見直す

栄養バランスの良い食事や規則正しい生活を心がけると、壮年性脱毛症の予防・改善につながります。

髪の毛の成長には、たんぱく質や亜鉛、ミネラルなどさまざまな栄養素が必要です。
栄養不足になると細く切れやすい髪が増えることから、壮年性脱毛症を引き起こすリスクが生じてしまいます。

さらに、髪の生成にも関わる成長ホルモンの分泌を促すために、適度な睡眠を取ることも不可欠です。
毎日7時間以上の睡眠が望ましいですが、難しい場合は最低でも4時間以上の睡眠時間を確保しましょう。

食生活や生活習慣の見直しは、髪の毛の健康だけではなく、生活の充実度を上げるためにも役立ちますので、意識して取り組んでみてください。

ポイント②ストレスをためない

壮年性脱毛症を予防・改善するには、ストレスをためないことも大切です。

ストレスは、ホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こすので、壮年性脱毛症を発症させる可能性を高めます。
そのため、運動や趣味など、ご自身に合ったストレス解消方法を見つけてみてください。

ただし、飲酒や喫煙でストレスを発散している場合は、注意が必要です。
飲酒量や喫煙頻度が増えるほど、ホルモンバランスが崩れやすくなり、身体の巡りも悪くなるからです。
結果として、髪の毛に必要な栄養が行き届かず、薄毛の悩みを抱えることになるかもしれません。

また、ストレスがたまっていると、飲酒や喫煙の頻度が増えるとも考えられるため、ご自身を労わる時間を作りましょう。

ポイント③専門のクリニックで本格的に治療する

専門のクリニックで本格的に治療することも、壮年性脱毛症を予防・改善する方法の一つです。

前述のように、壮年性脱毛症の原因や進行段階はさまざまです。
それぞれ治療法や薬が異なるため、誤ったセルフケアを行うと、かえって症状を悪化させてしまいます。

また、壮年性脱毛症は進行することから、治療せずに放置しておくと、悩みは大きくなるばかりです。

早期に本格的な治療を開始すれば、進行の抑制が期待でき、遺伝や生活習慣などで発症の可能性が高い方は、その対策にもなります。
女性の薄毛専門のクリニックもありますので、一人で抱え込まずに相談してくださいね。

壮年性脱毛症の治療を始める前にすべきこととは?

壮年性脱毛症の治療を始める前は、まず医師による診断を受けましょう。

「女性は髪が命」とよく耳にしますが、その言葉通り、髪を大切にしている方が多いのではないでしょうか。
薄毛の状態を回避したいという思いから、市販の発毛剤を用いて改善を試みる方もいらっしゃいますよね。

しかし、発毛効果が認められていない商品や、不適切なセルフケアでは、薄毛は改善されません。

そのため、医師による診断を受け、原因を明らかにしたうえで、適切な治療を受ける必要があります。
治療の際は、治療実績や症例が豊富な薄毛専門のクリニックがおすすめです。

薄毛の治療法

「壮年性脱毛症の治療」とひと口に言っても、その方法によって期待できる効果や目的が異なります。

ここでは、壮年性脱毛症のような薄毛の治療法を3つ紹介します。
ご自身に合った医師や治療先を見つける際にも、ぜひお役立てください。

自毛植毛

「自毛植毛」は患者様ご自身の後頭部や、側頭部の髪の毛を薄毛が目立つ部分に移植する治療法です。
ご自身の髪の毛を毛根から採取して移植するため、拒絶反応が起きにくく、半永久的に発毛が期待できます。

自毛植毛が行えるのは、十分に髪の毛がある場合に限られるものの、定期的なメンテナンスが不要で、ヘアスタイルに制限がないことは女性にとって嬉しいものです。

根本的に薄毛の悩みを解決できるので、容姿に対する不安を緩和することができます。
薄毛でお悩みの方は、自毛植毛を検討してみてはいかがでしょうか。

薬物療法

内服薬や外用薬などを用いた「薬物療法」は、薄毛の治療のなかでは一般的な方法です。

なお、女性の薄毛治療で男性と同様の治療薬を使うのは、あまり望ましくありません。
女性の薄毛の症状には、多様な原因が絡んでいるからです。

女性の薄毛治療に用いられる内服薬には、世界で初めて薄毛や抜け毛の改善効果が認められた「パントガール」が挙げられます。
また、「ミノキシジル(外用薬)」も、女性の薄毛治療での使用を推奨されている外用薬です。

どちらの薬も、副作用が起こりにくい治療薬とされており、安全に使用することができます。
なお、薬物療法は、自毛植毛をはじめとするほかの治療と併用して行うケースもあると覚えておきましょう。

親和クリニックでは「パントガール」と、通常のミノキシジル外用薬よりも浸透力の高い「5%minoxidil外用薬(外用薬)」を治療薬として扱っております。
女性の患者様にとって最適な治療を提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

メソセラピー

頭皮に髪の毛の成長因子を注入する「メソセラピー」は、薬物療法の補佐役として行われる治療法です。
有効成分の浸透力が高く、発毛スピードが早いことから、早期に薄毛を改善したい方や、薬を服用できない方におすすめです。

メソセラピーでは、注射器や針のついたローラー、炭酸ガス、レーザーなどを用いて有効成分を注入します。
なお、注入方法はクリニックによって異なります。
痛みが不安な方は、比較的痛みが少ないとされている炭酸ガスや、レーザーを使用しているクリニックを選びましょう。

また、クリニックが独自開発した有効成分を用いるため、注入する成分もさまざまです。
メソセラピーを受ける際は、有効成分の効果も確認しておいてくださいね。

女性の壮年性脱毛症の原因はさまざま。医師に相談して適切な治療を受けよう

いかがでしたでしょうか。

女性の壮年性脱毛症は、ホルモンバランスの変化や日々のストレスなど、さまざまな原因によって引き起こされます。
壮年性脱毛症を予防・改善するために、ご自身を労わりながら規則正しい生活を送り、心身ともに健康的に過ごしましょう。

また、治療する際は医師の診断を受けたうえで、ご自身に合った治療法を受けることが大切です。

【女性の自毛植毛】親和クリニックforレディースは、女性に特化した薄毛治療専門のクリニックです。
壮年性脱毛症に限らず、女性の薄毛は原因が多様なため、最適な治療を提供できるように、丁寧なカウンセリングを行っております。
薄毛でお悩みの方は、ぜひご来院ください。

音田正光

【経歴】

医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。

部位・目的別 自毛植毛

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