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自毛植毛の手術後にできたかさぶたのケア方法を解説

Last Updated on 2024年10月21日 by shinwa-ladies.jp

 

自毛植毛の手術をした後は、手術した部分にかさぶたができます。

転んで出血をして、手足などにできたかさぶたは、乾いてきたら爪などで剥がしてしまう人も多いと思いますが、自毛植毛の手術をした部分にできたかさぶたをむやみに剥がしてしまうのは危険です。

せっかく手術をしたのですから、薄毛をきちんと改善させたいですし、少しでも早く手術した部分の状態を安定させたいですよね。

そこでこちらでは、自毛植毛手術後にできたかさぶたのケア方法について、詳しく解説していきたいと思います。

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自毛植毛手術の後にできるかさぶたについて

自毛植毛の手術をした後、患部にできるかさぶたは、どうしてできるのでしょうか?

手術の際に出血した箇所がかさぶたになる

自毛植毛の手術を行うにあたり、毛髪組織の採取をする部分と植毛をする部分にメスやパンチという特殊な器具を使って毛穴を作ります。

この部位からの出血がかさぶたとなります。

かさぶたが目立ちやすい期間には個人差がありますが、1週間程度です。

かさぶたができる理由

自毛植毛の手術に限らず、転んで手足などに傷を負った際にかさぶたができた経験のある人は多いと思います。

かさぶたは、出血した血液や体液が固まってできるのですが、かさぶたができることでさらなる出血を抑えたり、細菌感染を防ぐ役割があるのです。

自毛植毛の手術後でできるかさぶたも同様で、手術によって起こる出血を抑え、バイ菌が入り込むのを防いでくれています。

手術後のかさぶたはいつ取れる?

自毛植毛の手術によってかさぶたができる場所は、毛髪組織を採取した部分と、移植毛を植えた部分の2箇所です。

当院が行っているFUE法の場合、採取部分は後頭部から、1株ずつ毛髪組織を繰り抜きます。繰り抜いた傷痕は2日程で塞がり、その後はかさぶたとなり修復されていきます。

対して移植した部分は、毛穴に採取した毛髪組織をはめ込みますのでかさぶたが出来る範囲は比較的小さいです。

こうしてできたかさぶたは、個人差はありますが、手術後1週間ほどで徐々に目立ちにくくなっていきます。

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自毛植毛手術の後にできるかさぶたのケア方法

以下に、自毛植毛手術後にできたかさぶたのケア方法を解説しますかさぶたを目立ちにくくするためには

かさぶたをなるべく目立ちにくくする為には、どうすればよいのでしょうか?

当院では、手術翌日に洗髪のサービスがあります。

採取部、および移植部に付着した血液を出来るだけ洗い流し、清潔にすることにより細菌感染が起きない環境を整えます。

手術翌日の夜以降はご自身での洗髪となります。

洗髪方法については、手術翌日に詳しくレクチャーを行いますので、正しい洗髪方法でしっかりと洗髪を行っていただくことが大切です。

患部にバイ菌が入らないよう毎日最低1回は洗髪を行い、頭皮を清潔に保ちましょう。

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かさぶたのケア方法

かさぶたが気になるからといって、ご自身で無理に剥がそうとする行為は禁物です。

無理に剥がすことで移植した細胞組織も一緒に抜けてしまう可能性もある為、自然に剥がれていく経過を待ちましょう。

移植した毛根組織が生着するまでの術後1週間は泡で優しく洗い流していただきますが、それでも徐々にかさぶたは剥がれ落ちていきます。

そして、術後1週間が経過したら通常通りの洗髪が可能になります。

最低11回は洗髪を行い、患部をしっかり指の腹でゴシゴシ洗うことで自然とかさぶたは剥がれていきます。

かさぶたを隠したいときは

なかなか取れないかさぶたを隠したいときは、ヘアスタイルを工夫したり、帽子をかぶって隠すなどの方法があります。

帽子をかぶる際は、直接患部に触れないようにガーゼ等をお渡ししておりますので、間にガーゼを挟んで被るようにして下さい。

そして少し大きめのサイズのものをかぶるようにしましょう。

そのほか、増毛スプレーを使用してかさぶたを隠すという方法もあります。

増毛スプレーは頭皮への刺激が少ないことと、スプレーするだけなので手軽である点がメリットです。

ただし、毛髪組織が定着していない1週間は使用を控えるようにしてください。

手術後の痛みの対処法

中には自毛植毛の術後に痛みを感じる人も多いです。
痛みには個人差がありますが、痛みの対処法は知っておきたいところです。
こちらの記事では手術後の痛みについて詳しく述べておりますので是非ご参照ください。

自毛植毛の手術中や術後に痛みは?段階ごとに詳しく解説

正しいケア方法で手術後のかさぶたをケアしよう

自毛植毛手術後にできたかさぶたのケアについて、お分かりいただけましたでしょうか。

かさぶたは、時間の経過と共に徐々に剥がれていきますので、無理に取ろうとしないこと。

術後1週間が経過したら通常通りの洗髪が可能になりますので、毎日しっかりゴシゴシと洗っていれば自然に剥がれていきます。

術後は少し気になるかもしれませんが、患部をいたわってあげてくださいね。

親和クリニックでは、自毛植毛をお一人お一人にあった施術で行っております。
まずはカウンセリング予約から、お気軽にご相談ください。

また、当院ではヘアライン矯正のご相談も受けて付けております。

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音田正光

【経歴】

医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。

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