自毛植毛の手術中や術後に痛みは?段階ごとに詳しく解説

自毛植毛は、髪の毛が薄くなっている場所に、ご自身の健康な髪の毛を細胞ごと移植することで薄毛を改善できるという治療方法です。
髪の毛を採取し、そして移植するという手順がある以上は、「痛みがあるのではないか」とご不安になられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、自毛植毛の手術中や術後の痛みについて解説します。
薄毛にお悩みで、自毛植毛をご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

自毛植毛の手術は痛いのか

まず結論から申し上げますと、自毛植毛の手術を行う際、痛みを感じることはほとんどありません。
なぜなら、手術の際には麻酔を打つためです。

また、クリニックによっては麻酔だけでなく、鎮静剤を打つため、少し眠たいような感覚に陥って緊張をほぐすことができます。
施術中は不安を取り除くためにドクターが声掛けを行うこともあるため、「どうしても痛みが怖い」という方もリラックスして手術を受けられるでしょう。

当院でも、痛みが苦手な多くの患者様にご相談をいただいていますが、皆様「当日はとてもリラックスできて、痛みはほとんど感じなかった」とご安心されています。

自毛植毛の手術前に痛みはある?

自毛植毛の手術時の痛みを取り除くために、手術前には麻酔を打ちます。
そのため、チクっとした痛みを感じることはあるでしょう。

基本的に、麻酔は1回の手術で2回程度、患者様の体質や施術部位の広さによっては3~4回程度打ちます。

注射が苦手な方は、カウンセリングの際にその旨を相談しておくとよいでしょう。
声掛けなど、できるだけ緊張をほぐすための工夫を手術時に行ってもらえます。

自毛植毛の手術で用いる麻酔の種類

自毛植毛の手術で使用する麻酔はクリニックによって異なりますが、基本的には局所麻酔を用いるケースがほとんどです。
局所麻酔とは、その名のとおり、特定の部位のみに打つことで、その箇所の感覚を麻痺させる麻酔のことです。
自毛植毛の手術においては、頭皮に局所麻酔を使用して、髪の毛を採取する際の痛みを取り除きます。

ちなみに、麻酔を打つことすらも緊張してしまうという方は、笑気麻酔を用いているクリニックを選ぶという方法もあります。
笑気麻酔は、鼻から吸うことで、注射を打たずにリラックスでき、痛みを感じにくくなるという仕組みの麻酔です。

ただし、笑気麻酔を用いずとも、基本的には鎮静剤と局所麻酔の組み合わせでも十分にリラックスできます。
そのため、痛みが不安な場合はまずはカウンセリングで相談されることをおすすめします。

手術中に麻酔が切れることはあるのか?

基本的に、自毛植毛の手術中に麻酔が切れるということはありません。

ただし、麻酔の効き目は、患者様の体質や、手術にかかる時間によっても異なります。
たとえば、広い範囲の髪の毛を採取して移植する場合は、それだけ作業に時間がかかるため、時間の経過とともに徐々に麻酔の効果が弱まってくるということも考えられます。
しかし、そのような場合も、急に麻酔が切れて痛みが襲ってくるというようなことはないため、ご安心ください。

それまで全く痛みがなかったのに、小さな痛みが少しずつ感じられるようになってきたという場合は、麻酔の効果が落ちてきている可能性があります。
その旨を医師に伝えさえすれば、麻酔を追加で打ってもらえるため、次第にまた痛みを感じなくなるでしょう。

自毛植毛の手術後の痛み

自毛植毛の手術では、移植するための髪の毛を頭皮の細胞ごと採取する必要があるため、頭皮の一部に傷をつけることになります。
そのため、手術後に痛みを感じることがあります。

怪我をすると翌日以降もじわじわとした痛みを感じるように、手術の際中は麻酔が効いていて痛みを感じなくとも、傷つけられた頭皮がその後痛むということです。

ただし、手術後に感じる痛みにも個人差があります。
体質や手術方法などによって感じられる痛みの強さが異なるため、心配な場合は事前のカウンセリングで相談しておきましょう。

手術方法別の痛みの違い

自毛植毛の手術方法にはいくつか種類がありますが、現在日本で用いられている手法は「FUT法」と「FUE法」の2種類です。
どちらの方法で手術を行うのかによって、手術後の痛みの感じ方が異なります。

FUT法の場合

FUT法は、後頭部の頭皮を帯状に切り取って、そこから移植するための髪の毛を1本ずつ採取していくという自毛植毛の方法です。

広い範囲にわたって頭皮を切り取るため、次に紹介するFUE法と比べると手術後に痛みが出やすいという特徴があります。
目安としては、手術から1~2週間程度は痛みが続きます。

また、頭皮の切り取った部分を縫合して処理を行うため、傷が完治するまでは頭皮が後ろに引っ張られるような違和感を覚えることが多いようです。

FUE法の場合

FUE法は、直径数ミリの小さなパンチを使用し、髪の毛1本ぶんごとに頭皮を小さな穴でくりぬいて、移植するための髪の毛を採取するという方法です。

髪の毛を採取するという自毛植毛の手術である以上、やはり頭皮に傷はついてしまいますが、FUT法と比べると傷の範囲はとても小さく済みます。
そのため、手術後の痛みはFUT法ほど強く感じないという特徴があり、長くても手術から2日程度で痛みは治まるようです。

傷を縫合する必要がないため、FUT法を行ったときのような頭皮のつっぱり感を覚えることもありません。
また、頭皮に傷跡が残りにくいため、自毛植毛を行ったということが周囲に気づかれにくいという特徴もあります。

なお、当院親和クリニック for レディースでは、基本的にこのFUE法を用いて自毛植毛の手術を行っています。

手術後に痛みを感じる場面とその対処法

主にFUT法で自毛植毛を行った場合に、手術後に痛みを感じることがあります。
とはいえ、何もしていない状態で常に痛みが続くというわけではありません。

痛みを感じるタイミングは、入浴時や睡眠時、また頭を動かしたときなど、手術をした箇所が何らかの刺激を受けるときです。

それぞれの状況について詳しく解説します。

入浴時

手術から日が浅い状態でシャンプーを行うと、傷口にお湯やシャンプー剤が染みて軽く痛むことがあるようです。
ただし、移植した髪の毛をしっかりと定着させるためには、頭皮の状態を清潔に保つことが大切なので、シャンプーは毎日行いましょう。

クリニックによっては、自毛植毛の手術後にシャンプーを行うサービスを提供している場合もあります。
痛みが不安な場合は、クリニックのシャンプーサービスを利用することもおすすめです。

当院親和クリニック for レディースでも、手術の翌日のシャンプーを無料で行っており、2日目以降も有料でシャンプーサービスを提供しています。

睡眠時

特にFUT法で手術を行った場合、手術で切り取った部位と枕がちょうど当たるため、睡眠時に痛みを感じることがあるようです。
横を向いて寝ても、寝返りをうったときに痛みを感じてしまうことが不安だという場合は、痛み止めを服用しましょう。

頭を動かしたとき

後ろから呼びかけられて、勢いよく振り返ったときなど、頭や首を急に動かすと、自毛植毛の手術で切り取った箇所が痛むことがあります。
また、動いて傷に刺激を与えてしまうことで、傷が治りにくくなる可能性があるという点にも注意しましょう。
傷の治りが遅くなると、それだけ痛みを感じる期間も長く続いてしまいます。

自毛植毛の手術では麻酔を使うため痛みを感じる心配はない

いかがでしたでしょうか。

自毛植毛の手術を行う際は、麻酔を使うため、麻酔を打つ瞬間以外は痛みを感じません。
ただし、FUT法で手術を行う場合は、手術後に1~2週間程度痛みを感じることがあるため、痛みが苦手な方はFUE法での施術がおすすめです。

親和クリニックでは、FUE法で自毛植毛を行っており、手術時には鎮静剤も使用しているため、痛みが苦手な方にもご安心いただけます。
まずはカウンセリング予約から、お気軽にご相談ください。

女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまで

当院ではヘアライン矯正のご相談も受けて付けております。

【経歴】

医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。
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