眉毛アートメイクは、毎朝のメイク時間を短縮したい方や、左右対称の美しい眉を手に入れたい方におすすめの施術です。
人気が高い美容医療ですが、色の定着がうまくいかなかったり、肌への負担がかかったりと、さまざまな注意点があるのも事実です。
そこで本記事では、眉毛アートメイクの注意点と施術前後のNG行為を紹介します。
リスクやNG行為を知ったうえで、安心して施術に臨みたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
眉毛アートメイクの注意点
手軽に見た目を美しくできる眉毛アートメイクですが、施術後に後悔しないために、以下の注意点はきちんと押さえておきましょう。
眉毛アートメイクの注意点
- 施術直後は眉の色が濃くなることがある
- 腫れや赤みが出るおそれもある
- 希望通りの眉にはならない可能性がある
- 失敗してもすぐに消すことはできない
- MRI検査が受けられなくなる可能性がある
- あとから色を変えられない
- 数年ごとに再施術が必要となる
施術直後は眉の色が濃くなることがある
眉毛アートメイクの施術直後は、眉の色が濃く見えることがあります。
色が濃くなるのは、施術後に薄いかさぶたができるためです。
これは施術から3日~1週間が経過すると自然に剥がれるので、それほど気にする必要はありません。
しかし、どれくらい色が変わるかには個人差があるため、この期間中は大切な予定を入れないことをおすすめします。
また、かさぶたを無理やり剥がすと傷跡になったり、色素が定着しにくくなったりするため過度に触るのはお控えください。
腫れや赤みが出るおそれもある
眉毛アートメイクでは、細かい針を皮膚に刺して色素を注入するので、どうしても微細な傷がついてしまいます。
そのため、肌が弱い方は1~3日程度、腫れや赤みが生じる可能性があります。
その場合は、保冷剤を包んだ清潔なタオルで施術箇所を軽く押さえましょう。
1回5~10分程度を目安に行うことで、これらの炎症を抑えられます。
希望通りの眉にはならない可能性がある
眉毛アートメイクの完成度は、担当者の技術力によって大きく変わります。
あまり評判の高くないクリニックを選ぶと、納得できない仕上がりになるかもしれません。
眉毛アートメイクのリスクを減らすためには、料金の安さよりも、仕上がりや安全性を重視するほうが重要です。
たとえば、施術を受ける前にクリニックのホームページで過去の症例をチェックするとよいでしょう。
また、カウンセリング時に自身が希望する仕上がりのイメージを伝えるのも忘れてはなりません。
具体的なイメージを担当者と共有することで、自身が理想とする眉に仕上げてもらえます。
失敗してもすぐに消すことはできない
施術した眉毛アートメイクは、失敗しても簡単に消すことはできません。
もしデザインが気に入らなかった場合は、除去施術で落とす必要があります。
除去施術では施術とダウンタイムを繰り返すので、除去までにかなりの時間を要し、肌にも負担がかかります。
場合によっては傷跡が残ったり、眉毛が生えてこなくなったりするかもしれません。
眉毛アートメイクを施術してもらう際は、事前に除去する方法やリスクに関する説明を受け、納得したうえで受けるかどうかを決めましょう。
MRI検査が受けられなくなる可能性がある
施術で使用する色素の種類によっては、MRI検査が受けられなくなる可能性があります。
なぜなら、色素に含まれる酸化鉄に磁気が反応し、施術箇所のやけどや検査画像の乱れにつながるためです。
そのため、眉毛アートメイクの施術を受ける際は、カウンセリング時に使用する色素に酸化鉄が含まれていないかを確認しましょう。
含まれていない場合でも上記のリスクを100%防げるとは限らないので、MRI検査の前には必ず眉毛アートメイクをいつ行ったかを、医師にお伝えください。
あとから色を変えられない
気に入らないからといって、一度施術した色は、あとから気軽に変えることはできません。
この点にも、注意が必要です。
ですから、色を決める際は黒色や焦げ茶色などのベーシックな色がおすすめです。
もし明るめの色で施術を受けた場合は、髪色を変えたときに浮いて見える可能性があります。
そうなると、せっかく施術を受けたのに「似合わない……」「メイクが楽しくない」といった後悔につながるかもしれません。
施術後に後悔しないために、カウンセリング時は自身の肌や髪色に合った色は何か、担当者と相談することが大切です。
数年ごとに再施術が必要となる
眉毛アートメイクは、1~2年経過すると徐々に色が薄くなるので、数年ごとにメンテナンスが必要です。
なぜなら、皮膚に注入する色素は、肌の新陳代謝の影響で時間の経過とともに色が薄くなるためです。
現状の色やデザインを維持したい方は、1年に1回のペースを目安に施術を受けると綺麗な眉を保てます。
なお、眉毛アートメイクは1回の施術では色素が定着しづらいので、初めての方は2~3回継続して受けることになります。
施術前のNG行為
眉毛アートメイクは、施術前に行ってはならない行動がいくつかあります。
肌トラブルによって、仕上がりを損ねないために以下の行動は必ず控えましょう。
施術前のNG行為
- 眉毛の自己処理
- 代謝を上げる行動
- ピーリング
- ブリーチ
- 顔の脱毛治療
- ヒアルロン酸・ボトックス注射
- 美容整形
眉毛の自己処理
眉毛アートメイクを施す前に、眉毛を自己処理するのは控えたほうが安心です。
なぜなら、施術時はもともとの眉が生えている位置や生え方を確認しながらデザインを決めるためです。
眉毛の自己処理は肌に負担がかかるので、そのうえ施術を行ってしまうと肌トラブルを引き起こしてしまいます。
施術前の1週間はカミソリやシェーバー、除毛クリームで自己処理するのは避けてください。
代謝を上げる行動
施術を受ける直前に、代謝が上がる行動を取るのもよくありません。
特に、次のような日常的行動には気をつける必要があります。
代謝が上がる行動
- 激しい運動
- サウナ
- 飲酒
- 入浴
これらの行動で代謝が上がると、皮膚のターンオーバーが促進され、色素の色持ちが悪くなります。
したがって、眉毛アートメイクを施術する直前と直後は控えておくと安心です。
ピーリング
古い角質を除去するピーリングは、眉毛アートメイクの施術後に実施してください。
ピーリングでは古い角質が除去されて、肌が清潔になっている状態なので、色素が定着しづらくなります。
このまま施術を受けると、色素の定着が弱まるほかにも、炎症やヒリヒリとした痛みが強く出る可能性があります。
これらのトラブルを避けるために、最低でも施術前の1週間~10日間は間隔を空けるのが安全です。
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