朝シャンで薄毛になるって本当?おすすめできない理由を解説

つい、夜にシャワーを浴びることがおっくうになり、朝シャンをしてしまっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、朝シャンを続けていると将来的に薄毛になる可能性もあるため注意が必要です。

そこで今回は、朝シャンが薄毛の原因になるとされている理由とともに、髪を洗う際のポイントなども解説します。
薄毛が気になってきたという方や、今のうちに薄毛に気をつけたいという方はぜひ読んでみてください。

朝シャンをする人の割合

「朝シャンは少数派だ」というイメージをなんとなくお持ちだという方も多いのではないでしょうか。
実際にはどの程度の人たちが朝シャンを行っているのか、調査結果を見てみましょう。

インターネット上でさまざまな調査を専門に行っている「ディムスドライブ」が2017年に3,700人の男女を対象に行った調査では、以下のような結果が出ています。

    朝にシャンプーをしている人の割合(複数回答)

  • 全体:16.3%
  • 男性:17.6%
  • 女性:14.4%

引用元:「シャンプー・リンス」に関するアンケート – ディムスドライブ

「夕食前」「夕食後」「就寝前」といった、夜の時間帯を選択した人の割合の合計は90.8%です。
そのため、朝シャンを行っている人は全体でみても少数派だということがいえるでしょう。

朝シャンで薄毛になるのは本当?

結論からお伝えすると「朝シャンが原因で薄毛になる可能性がある」ということに関しては事実だといえます。
しかし、問題なのは「朝シャン」という時間帯そのものではなく、「夜に一日の汚れを落とさずにそのまま寝る」ということです。

また、なかには「夜に入浴してシャンプーし、そのうえで朝に改めてもう一度シャンプーする」という方もいらっしゃるでしょう。
朝晩の両方で頭を洗うことはよいことのように一見思えますが、この方法もまた薄毛につながってしまうおそれがあるのです。

そのため、薄毛予防の観点では朝シャンはおすすめできません。

朝シャンによって薄毛になる3つの理由

朝シャンには、夜に髪を洗わずに寝て朝起きてから洗うという方法と、朝晩の2回洗うという方法の2種類がありますが、いずれの方法でも薄毛につながる可能性があります。
ここからは、朝シャンが薄毛につながってしまう3つの理由を解説します。

理由①頭皮の毛穴に残った汚れが髪の毛の成長を阻害するため

夜に髪を洗わずにそのまま寝ると、皮脂などの汚れが頭皮に残った状態になり、汚れによって髪の毛の成長が阻害されることで薄毛になってしまう可能性があります。
そのため、厳密には「朝シャンのせいで薄毛になる」というよりは「夜に髪を洗わずに不潔な状態のまま放置することで薄毛になる」という話になります。

汚れが残ることがなぜ薄毛につながるのかというと、皮脂が頭皮の毛穴に詰まり、頭皮が炎症を起こすことで、髪の毛の成長にかかわる「毛乳頭細胞」の働きが阻害されるためです。

また、頭皮に残った皮脂は、毛穴に詰まるだけでなく、雑菌が繁殖する原因にもなりえます。
皮脂が残った状態で寝てしまうと、皮脂を餌にして雑菌が増えるためです。
雑菌が増えると、さらに頭皮の炎症などのトラブルにつながり、薄毛になるリスクがより高まってしまうでしょう。

理由②必要な皮脂まで洗い流すことで頭皮が敏感になるため

夜にシャンプーしたうえで、さらに翌朝もシャンプーする場合も、薄毛のリスクがあります。
なぜなら、過剰に頭皮を洗うことで、頭皮を保護している皮脂まで洗い流してしまう可能性があるためです。

先ほどは、「夜に髪を洗わずに寝ることで、皮脂が髪の毛の成長を妨げる」ということを解説しました。
そのため、一見皮脂は髪の毛にとって悪いもののようにも思えますが、正しくは「多すぎても少なすぎてもよくない」ということです。

頭皮は、外気や紫外線に直接さらされるとダメージを受けます。
普段は皮脂が頭皮を守っているのですが、朝晩2回のシャンプーによって必要な皮脂まで洗い流されると、頭皮はダメージを受けやすい状態になってしまいます。
頭皮がダメージを受けると、やはり髪の毛の成長に悪い影響を及ぼすことがあるため、薄毛につながるというわけです。

理由③朝の忙しい時間で洗い残したシャンプーが炎症の原因となるため

多くの場合、朝シャンのあとは出勤や通学が控えているため、朝シャンは夜の入浴時ほどゆっくりと時間をかけて行うことができないでしょう。
実は、この時間的余裕の面でもまた薄毛につながる原因が隠れているのです。

なぜなら、時間に余裕がない状態で朝シャンをすると、シャンプーをしっかりと洗い流すことができず、残ったシャンプーによって頭皮が炎症を起こす可能性があるためです。
そして先ほどもお伝えしたように、頭皮が炎症を起こすことは薄毛につながります。

朝のみの洗髪の場合、朝晩両方の洗髪の場合、いずれも「時間に余裕がないためシャンプーを洗い残す」というリスクは起こり得るでしょう。

シャンプーをする適切なタイミングは?

朝シャンには薄毛につながるリスクが潜んでいるため、薄毛予防の観点では夜に髪を洗うとよいでしょう。

夜に入浴および洗髪を済ませておくことで、頭皮が炎症を起こすリスクをある程度回避し、薄毛につながる危険性を抑えられます。
また、一日の汚れをその日のうちに落としきってしまうことで、気持ちよく眠れるでしょう。

どうしても朝シャンになってしまう場合に気をつけるポイント

朝シャンは、薄毛予防の観点からはおすすめできません。
しかし、なかには生活リズムや職業などの関係で、どうしても朝シャンをせざるを得ないという方もいらっしゃるでしょう。

そこでここからは、朝シャンをする場合にできるだけ薄毛のリスクを抑えるために押さえておきたいポイントを紹介します。

ポイント①しっかりと頭皮を洗う

寝る前にシャンプーせずにそのまま寝た場合、頭皮には汚れがたまってしまっています。
そのため、朝シャンプーを行う際は指のはらで頭皮をマッサージするように動かし、しっかりと汚れを落としましょう。

ポイント②洗い残しがないようにシャンプーをすすぐ

シャンプーの泡が頭皮に残ったまま放置すると、残ったシャンプーが頭皮にダメージを与え、炎症が起きる原因となってしまいます。
朝は時間に余裕がないため、すすぎがつい雑になってしまうかもしれませんが、洗い残しがないようにしっかりとすすぐことが大切です。

ポイント③ドライヤーを使って正しい方法でしっかり乾かす

髪の毛が濡れた状態のままだと、雑菌が繁殖しやすい環境になるため、結果的に頭皮の炎症や薄毛といったリスクにもつながります。
そのため、たとえ朝の時間のない状況であっても、髪を洗ったあとは自然乾燥に頼らずに、ドライヤーを使ってしっかりと髪を乾かすことが大切です。

なお、ドライヤーは頭から最低でも30cmは離して使いましょう。
なぜなら、ドライヤーの熱風によって頭皮がかえってダメージを受ける場合があるためです。

ドライヤーを使った髪が痛まない乾かし方とは?

どうしても朝晩2回シャンプーをしたい場合の方法

寝る前と朝の両方シャンプーをするという場合も、薄毛になるリスクがあります。
しかし、なかには「頭皮のベタつきが気になる」「ヘアセットの準備も兼ねてシャンプーしたい」といった理由から、朝晩シャンプーをしたいという方もいらっしゃるでしょう。

そこでここからは、朝シャンをする場合にできるだけ薄毛のリスクを抑えるための方法を紹介します。
一つからでも取り入れられるので、ぜひ実践してみてください。

方法①お湯だけで洗う

シャンプーを使わずにお湯だけで髪を洗う、いわゆる「湯シャン」を行えば、必要な皮脂を保ちつつ寝起きの頭皮をさっぱりとさせることができます。
なぜなら、お湯だけで髪の毛を洗うことで、シャンプーを使う場合と比べると皮脂を落としすぎずに汚れを落とすことができるためです。

夜は通常通りシャンプーして、朝は湯シャンで済ませると、皮脂のバランスが保たれるだけでなく、シャンプーを使わないぶん時短にもなるでしょう。

方法②ぬるま湯で洗う

湯シャンに抵抗があるため、シャンプーを使って髪を洗いたいという場合は、36~38℃程度のぬるま湯で泡をそそぎましょう。
お湯が熱すぎると、本来必要な皮脂も落としてしまうため注意が必要です。

方法③髪や頭皮への刺激を減らすためシャンプーを使う

アミノ酸系や石けん系、ノンシリコンなど、頭皮にやさしい成分が使われているシャンプーもおすすめです。
頭皮への刺激を抑えつつ、気になる汚れを落としてくれるでしょう。

方法④シャンプーをしっかり泡立てる

シャンプーする際に、しっかりと泡立てるだけでも頭皮への刺激をある程度抑えられます。
手のひらにシャンプーを出したら、少量のぬるま湯を混ぜてしっかりと泡立ててから頭につけて髪を洗いましょう。

朝シャンによって頭皮にダメージが与えられ炎症を起こし、薄毛につながる可能性がある

今回は、朝シャンと薄毛の関係性について解説しました。

朝シャンには、「夜に髪を洗わずに朝起きてからシャンプーする」というパターンと「朝晩2回シャンプーする」というパターンがあります。
しかし、いずれの場合もそれぞれ別の原因によって頭皮にダメージが与えられ薄毛につながる可能性があるため注意しましょう。
理想的な洗髪のタイミングは夜寝る前で、尚且つ1日に1回です。

親和クリニックforレディースでは、投薬治療や自毛植毛など、患者様一人ひとりの症状に合わせて適切な薄毛治療を提案しております。
カウンセリングは無料ですので、お気軽にご相談ください。

また、当院ではヘアライン矯正のご相談も受けて付けております。
女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまで

【経歴】

医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。
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