Last Updated on 2024年10月22日 by shinwa-ladies.jp
“髪は女の命”といわれるほど、女性にとって髪は大切なものです。
しかし、加齢やストレスなどがきっかけとなり、女性でも薄毛に悩まされることが少なくありません。
そのときは病院に行きたいものですが、何科を受診すべきかがわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、女性が薄毛に悩まれたとき、病院で何科を受診すべきかを解説します。
悩みを払拭して、明るい毎日を過ごしたい方は、ぜひご覧ください。
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Contents
女性の薄毛に関する悩みは何科に相談するべき?
“薄毛は男性に現れる症状”という認識がいまだに色濃く残っているため、女性の場合は「薄毛に悩んでいるのは自分だけかな……」と相談しにくく感じるかもしれません。
しかし実際には、女性でも薄毛に悩む方が多くいらっしゃいますので、ご安心ください。
“髪のボリュームが減った”“よく髪の毛が抜ける”などの気になる症状が現れたら、一人で悩まず早めに病院を受診するのがベターです。
その際には、ご自身がどのような症状に悩んでいるのかによって、受診すべき診療科が異なります。
【女性が薄毛に悩むときの相談先】
相談先 | 抱えているお悩み |
皮膚科 |
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内科 |
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心療内科 | ストレスが溜まっている |
産婦人科 |
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それでは、一つずつ見ていきましょう。
皮膚科
まず、フケが大量に出る場合や、我慢できないほど頭皮がかゆい場合は、皮膚科を受診してください。
頭皮も皮膚の一部にあたりますので、皮膚科では、肌トラブルだけではなく薄毛の相談も受け付けています。
フケやかゆみといった症状が現れているにもかかわらず、放置しておくと、抜け毛につながるおそれがあります。
ですから、頭皮に炎症が起きている場合は、早めに皮膚科を受診し、治療を開始するのが望ましいです。
内科
「薄毛に関する相談なのに内科?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、受診することで悩みを解決できる可能性があります。
なんらかの疾患にかかっている場合は、その影響によって毛が薄くなったり抜けたりするかもしれません。
たとえば、貧血を起こすと、頭皮に十分な酸素が届かなくなり、健康な髪の毛が育たなくなることがあります。
さまざまな疾患に対応している内科では、薄毛のお悩みを解決に導くための治療を施してくれるはずです。
しかし、薄毛の症状に特化した知識をもっている医師が在籍していないケースも珍しくないため、処方薬や治療の効果に満足できないおそれがあることは覚えておきましょう。
心療内科
目まぐるしい毎日を送るなかでストレスを感じており、薄毛や抜け毛の症状が気になっているときは、心療内科を受診してみてください。
ストレスが原因によるホルモンバランスの乱れは、女性が薄毛に悩む原因の一つとされています。
心療内科では、直接、薄毛にはたらきかける治療を実施しているわけではないものの、メンタル面での問題の解決が、薄毛の症状の緩和につながるかもしれません。
なお、精神的な問題を抱えているとしても、フケや頭皮のかゆみなどの症状が現れる場合は、まず皮膚科に相談することをおすすめします。
産婦人科
女性に起こりうる薄毛の原因の一つに、出産が挙げられます。
出産後は、ホルモンバランスが変化し、“分娩後脱毛症”にかかる可能性があります。
分娩後脱毛症は、出産してから1年程度で徐々に改善していくことがほとんどです。
しかし、一定の期間を過ぎても症状が改善しない場合には、一度、産婦人科に相談してみましょう。
また、慣れない育児でストレスを抱えてしまい、薄毛が進行する方もいらっしゃいます。
育児で悩んでいるときも、多くの女性を診察してきた医師が相談に乗ってくれるので、心のモヤモヤをすっきりさせられるはずです。
薄毛が気になるときは病院に行ったほうがよいのか
結論から言うと、薄毛や抜け毛が気になるときは、病院に行くべきです。
加齢やストレスによる抜け毛ではなく、深刻な病気にかかっているがゆえに、髪が影響を受けている可能性があるためです。
特に、内科的な病気にかかっていると、抜け毛の症状が現れることも少なくありません。
適切な治療を受けるためにも、「なんだか気になるな……」という髪の症状が現れたときには、ためらわず病院を受診しましょう。
薄毛治療の専門クリニックを受診するメリット
きちんと治療の効果を実感するために、薄毛治療の専門クリニックの受診を視野に入れる方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは、薄毛治療の専門クリニックを受診する3つのメリットを解説していきます。
メリット①女性の薄毛治療における実績が豊富である
まずメリットとして挙げられるのが、女性の薄毛治療の実績が豊富である点です。
薄毛の症状とひと口に言っても、原因や進行スピードには個人差があります。
原因が違えば、治療方法も異なりますから、誰もが同じ薬で同じ効果を得られるとは限りません。
その点、薄毛治療のノウハウを持ち合わせており、豊富な実績がある専門クリニックなら、ご自身の症状に合わせ、きちんと効果を実感できる治療を受けられます。
メリット②専門的な薄毛の知識をもっている
薄毛治療に特化したクリニックですから、専門的な知識をもった医師の診察を受けられるのもメリットの一つです。
薄毛に関する専門的な知識を有しているからこそ、一人ひとりの症状に合わせて、確実かつ安心な治療を提供してくれます。
ご自身でケアしたり薬を入手したりするよりも、効率的に悩みを解決できるはずです。
メリット③専門クリニックでないと受けられない治療がある
薄毛を根本から解決できる治療は、基本的に専門クリニックでないと受けられません。
専門クリニックだからこそ受けられる薄毛治療の一つには、“自毛植毛”が挙げられます。
自毛植毛は、ご自身の後頭部や側頭部に生える髪の毛を、毛の薄さが気になるところに移植する治療方法です。
これは、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨されている治療方法であり、薄毛の根本的な解決が見込めるといわれています。
薄毛治療の専門クリニックであれば、こうした最先端の治療が受けられる点もメリットです。
参照元:日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』
病院で治療できる女性の薄毛
ここでは、病院で治療可能な女性の薄毛の症状を解説していきます。
【女性が発症しうる薄毛の症状】
- びまん性脱毛症
- 女性男性型脱毛症
- 休止型脱毛症
- 分娩後脱毛症
- 円形脱毛症
- 頭皮トラブルによる薄毛
それでは、一つずつ見ていきましょう。
びまん性脱毛症
びまん性脱毛症は、多くの女性にみられる薄毛の症状の一つです。
ホルモンバランスの乱れや甲状腺疾患、過度な食事制限などが原因で起こるといわれています。
症状としては、分け目が目立ったり、髪のボリュームが減ったりと、全体的に薄毛が広がっていくのが特徴です。
徐々に進行するため、初期段階では、びまん性脱毛症を発症していることに気づきにくい傾向にあります。
“髪の毛が細くなった気がする”“抜け毛が増えた”などの症状がみられた場合には、びまん性脱毛症の疑いがありますので、病院を受診するのがおすすめです。
女性男性型脱毛症
“FAGA”ともよばれる女性男性型脱毛症は、ホルモンバランスの変化によって引き起こされます。
加齢や過度なダイエット、ストレスなどが原因となり、女性の体内で男性ホルモンが増えすぎてしまうと、髪の毛の成長を促すのが難しくなるといわれています。
これを契機に、女性男性型脱毛症を発症してしまうのです。
女性男性型脱毛症では、頭頂部、もしくは全体的に髪が抜ける症状が現れます。
髪全体のボリュームが減ることで、頭のシルエットが細くなり、変化した見た目に抵抗を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
治療開始が遅れると、症状を緩和させるのが難しくなりますので、早期の治療が大切です。
休止型脱毛症
なんらかの原因により、髪の毛が成長期から休止期に移行し、抜け毛の増加や、頭部全体が薄くなる状態を、休止型脱毛症といいます。
私たちの髪の毛は、ただ伸びつづけているわけではありません。
一定の期間を過ぎると自然と抜け落ちて、新しい髪の毛へと生まれ変わります。
こうした一連の流れは“ヘアサイクル”とよばれており、一生のうちに15~20回程度繰り返されると考えられています。
ヘアサイクルのなかでも髪の毛の成長が止まり、新しい髪の毛に押し出されるように、自然と抜ける時期に該当するのが、休止期です。
本来であれば、休止期を迎えるのは、全体の約10%の髪の毛だといわれています。
しかし、この割合よりも多くの髪の毛が休止期を迎えるのが、休止型脱毛症です。
成長途中の髪の毛も抜け落ちてしまうがゆえに、頭部全体に薄毛が広がるのです。
分娩後脱毛症
分娩後脱毛症では、出産後のホルモンバランスの乱れによって引き起こされ、抜け毛が増える症状が現れます。
出産を経験された女性であれば、必ずと言っても過言ではないほど、発症しますので、あまり悩みすぎなくてもよいでしょう。
個人差はあるものの、一般的には出産後1年が経過すれば、抜け毛の症状は自然と落ち着くとされています。
しかし、出産後、1年以上経過しているにもかかわらず、大量に髪の毛が抜ける場合は、別の要因が考えられますので、早めに病院を受診してください。
また、慣れない育児で生活が乱れることがあるかもしれませんが、頑張りすぎると症状が緩和するまでに時間がかかるかもしれません。
抜け毛の悪化を食い止めるためにも、あまり気負わず、心に余裕をもって育児を楽しみたいところです。
円形脱毛症
ストレスや自己免疫異常などが原因で引き起こされるのが、円形脱毛症です。
数ある脱毛症のなかでも、有名な症状の一つですから、一度は耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
円形脱毛症では、髪の毛の一部が抜け落ち、その名の通り、円形の脱毛斑が生じます。
毛が抜ける範囲は10円玉程度の大きさであり、なんの前触れもなく発症することがほとんどです。
また、円形脱毛症の現れ方には、いくつかの種類があります。
たとえば、頭の一か所にのみ脱毛斑が生じる単発型や、髪の毛以外にも、まつ毛や眉毛といった全身の毛が抜け落ちる汎発型などが挙げられます。
円形脱毛症は自然に治るといわれている一方で、症状が進行するケースも無きにしもあらずです。
進行すると、先に述べたような汎発型にまで症状が悪化してしまいますので、それよりも前に治療を開始するのが望ましいです。
頭皮トラブルによる薄毛
病院で治療できるのは、“脱毛症”と名前がついている症状だけではなく、頭皮トラブルによる薄毛も対象です。
薄毛の引き金となる頭皮トラブルには、以下のような症状が挙げられます。
【薄毛の原因となりうる頭皮の症状】
- かゆみ
- 赤み
- フケ
- 湿疹
- 凝り
- ニオイ
上記のような症状がみられる場合は、頭皮の健康状態があまり良くありません。
頭皮が不健康な状態だと、髪の毛の成長に必要な栄養が行き届かないため、薄毛になるリスクが高まってしまいます。
こうした頭皮トラブルによる薄毛は、策を施さなければ、症状が進行する可能性があります。
ですから、頭皮に不快感を覚えたときには、病院を受診するとともに、ご自身でも日々のケアを継続することが不可欠です。
薄毛治療を受ける病院を探すときのポイント
いざ「薄毛治療を受けよう!」と思っても、どのように病院を探せばよいのかを悩むこともあるでしょう。
薄毛治療を受ける病院を探すときは、以下のようなポイントを押さえておきたいところです。
【薄毛治療を受ける病院を探すポイント】
- 病院の特徴を調べる
- どのような治療を実施しているのかを把握する
- 院内の清潔さを確認する
- 継続的に通える場所にあるのかをチェックする
- 無料カウンセリングを受けられるかを確認する
性別を問わず、薄毛はとてもデリケートな悩みです。
特に女性の場合は「異性には話しにくい……」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
こうした思いを抱えているのであれば、上記のほかにも“実際に利用した方からの評価”や“女医在籍の有無”を確認しておくのもポイントです。
女性が悩む薄毛の治療方法
ここからは、女性の薄毛に対する3つの治療方法を紹介していきます。
俯きがちな日々に別れを告げて、少しでも明るく前向きに過ごせるきっかけが見つかれば幸いです。
自毛植毛
まず、女性の薄毛に対する治療として挙げられるのが、自毛植毛です。
自毛植毛は、ご自身の後頭部や側頭部に生えている髪の毛を、皮膚組織ごと採取し、毛が薄くなっている部分に移植する治療方法です。
ご自身の皮膚組織を移植するため、拒絶反応が起こりにくく、安全性が高い治療方法だといわれています。
移植した部分の髪が生着するまでには、多少時間を要するものの、とても自然な見た目に仕上がるのが特徴です。
さらに、発毛を促す効果があることから、「また毛が抜けてきた……」と再度薄毛に悩まされることはありません。
自毛植毛は、薄毛治療のなかでも根本的な解決を狙える方法であると考えられます。
一方で、頭皮に傷跡が残ったり、薄毛の範囲が広すぎて自毛植毛のみでは解決できなかったりと、デメリットがあるのも事実です。
そのため、自毛植毛を検討する際には、こうしたデメリットを理解したうえで、ご自身に合う治療方法か否かを吟味するのが大切です。
親和クリニックforレディースでは、移植元を刈り上げないうえで、痛みや腫れの出にくいパンチブレードを用いた自毛植毛を実施しています。
患者さまにとことん寄り添い、無料カウンセリングから治療後のフォローまで、全力でサポートさせていただきます。
薄毛でお悩みの女性の方や、自毛植毛をご検討されている方は、ぜひ一度親和クリニックforレディースにご相談ください。
メソセラピー
メソセラピーとは、髪の毛の成長に良い影響を与える有効成分を注入し、発毛を促す治療方法のことです。
頭皮に直接アプローチできるので、比較的、効果が現れるまでの期間が短いといわれています。
治療の際は、注射器や針がついたローラー、レーザーなどを用いて、頭皮に有効成分を注入します。
メソセラピーでは、こうした器具による影響を受けて、痛みや腫れ、赤みを伴う可能性があることを覚えておきましょう。
一方で、メソセラピーには、針を使わずに有効成分を浸透させる方法もあります。
親和クリニックforレディースでは、特殊なパルス電圧を用いて有効成分を浸透させる、ノーニードル発毛メソセラピーを提供しております。
頭皮を傷つけない治療方法で、痛みや腫れが起こりにくい点が魅力です。
内服薬(パントガール)
女性の薄毛治療には、内服薬が用いられることもあります。
内服薬として有名なのは、女性の薄毛や抜け毛に効果が認められているパントガールです。
パントガールには、女性が発症する可能性が高い、びまん性脱毛症や分娩後脱毛症の緩和に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
この栄養素は、脱毛症だけではなく、ダメージを受けた爪や髪を修復する効果も期待できます。
病院で何科を受診すべきかは、女性が抱える薄毛の悩みに合わせて決めよう
今回は、女性が薄毛に悩んだときに受診すべき診療科をお伝えしました。
受診する診療科は、ご自身が抱えているお悩みに沿って選びたいところです。
たとえば、頭皮トラブルが起きている場合は皮膚科を受診し、出産後の抜け毛が気になる場合は産婦人科を受診しましょう。
なお、根本的に薄毛の解決を目指すのであれば、薄毛治療の専門クリニックを受診することをおすすめします。
親和クリニックforレディースは、薄毛に悩むすべての女性を笑顔にする薄毛治療の専門クリニックです。
メスを使わない当院オリジナルの自毛植毛は、確かな技術があるからこそ提供できる治療です。
まずは無料カウンセリングで、患者さまが抱えている悩みをお聞かせください。
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医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。
親和クリニック【薄毛治療・自毛植毛専門】
部位・目的別 自毛植毛