自毛植毛の適切な密度や回数はどのくらいなのか

今では薄毛治療は男性だけではなく、女性が受けることも珍しくありません。

薄毛を解消する治療にはさまざまな方法がありますが、なかでも人気が高い治療法は「自毛植毛」です。
自毛植毛は、健康で元気な髪の毛を、髪の毛が薄い箇所に移植することで見た目の髪のボリュームを増やすことができる治療です。

自毛植毛を行う際は、どのくらいの量の髪の毛を植毛するのかを決める際に「密度」を決めることになります。
しかし、髪の毛を移植するのに適切な密度がどの程度なのかはあまり知られていません。

そこでこの記事では、自毛植毛の最適な密度や、施術回数を紹介します。
現在自毛植毛を考えている方や、最適な密度を知っておきたい方はぜひご覧ください。

効果を高める自毛植毛の方法とは

自毛植毛は後頭部の元気な髪の毛を採取し、治療を希望する箇所に新しい毛穴を作り、そこに移植毛を植えるという3つの工程で行います。
植毛には人工毛植毛と自毛植毛がありますが、今回は主流である自毛植毛を前提として本記事をすすめさせていただきます。

自毛植毛はほとんどの場合で効果を実感していただくことができますが、より効果を高める2つのポイントをご紹介していきます。

ポイント①自毛植毛の回数を分ける

自毛植毛を実施する際は、治療・施術の回数を分けた方がよいとされる場合があります。

自毛植毛を検討している方の多くが「なるべく少ない回数で治療を終わらせたい」と考えているかと思います。
ほとんどの場合は1回のみの施術で効果を実感できますが、なかには理想の髪形にするために再度植毛を希望する方や、一時的には良くなったのにも関わらずしばらく経ってから、また薄毛が進行して再度の手術を希望したりする方もいます。

自毛植毛の回数を分けると、以下のようなメリットがあります。

メリット①密度の高い仕上がりになる

医師の技術が高ければ、一度の施術でも密度の高い手術を行うことができますが、それでも限界はあります。
あまりにも植毛の密度が高くなりすぎると、生着不良を起こすことがあるのです。

そこで、密度が高い植毛を希望する際は、手術を2回にわけることで密度の高い仕上がりを実現できる場合もあります。
1㎠あたり30~50株程度の密度で植毛したのち、頭皮の状態が安定してから隙間を縫うようにさらに植毛を行います。
こうすることで、1度の植毛では得られなかった高密度の結果を得られるのです。

メリット②経過を見ながら治療を受けることができる

自毛植毛の回数を分けることで、経過を観察しながら治療方針を選ぶことができます。

植毛は移植した髪の毛の90%以上が生えると言われているため、一度の施術で満足のいく結果となることがほとんどです。
しかし、薄毛の進行状況や頭皮の環境は人によって大きく異なるため、人によっては施術から数年経ってから、施術した箇所とは違う箇所で薄毛が進行するケースもあります。

また、後頭部から採取できるドナーには限りがあります。
そのため、多くの植毛を行う際は一度にやるのではなく、薄毛の進行にあわせて段階的に治療することで、より満足度の高い薄毛治療を行うことができます。

ポイント②適切な自毛植毛の施術法を確認する

自身の頭皮や植毛する範囲に合わせた治療法を選択することで、頭皮への負担を減らし、適切な密度で植毛を行うことができます。

ここからは、自毛植毛の施術法の中でも代表的なものを3つご紹介します。

FUT法(ストリップ法)

髪の毛が生えている後頭部や側頭部の頭皮を切除・採取して、髪の毛が薄い部分に移植する施術法です。
以前は、一度の施術で広範囲の植毛が可能で、施術時間も短いことから、多くのクリニックで採用された施術法でした。

しかし、傷跡が目立つ、痛みが強いなど患者さまの負担が大きく、また新しい術式の台頭により、現在では希望される方が少なくなっています。

ニードル法

細いニードル(針)を使った施術法です。
頭皮への穴あけと植え込みを同時に行うので工程が少なく、さらに生え際が自然な仕上がりになるとされていました。
しかし、この方法では髪の毛を一本一本移植するので施術時間が長く、植毛できる本数が限られています。
こちらの術式も、現在では希望する方は少なくなっています。

FUE法

チューブ型のパンチを使ってドナーを採取し、髪の毛が薄い部分に移植する施術法です。
メスを使わないので比較的痛みが少なく、髪のボリュームが自然な仕上がりになるのが特徴とされています。

FUE法は現在世界で主流の植毛法となります。
FUT法で課題だった頭皮を切除するという患者様への負担も、チューブ型のパンチを使用し1本1本髪の毛を採取することにより解決しました。
メスを使わないため痛みが少なく、傷跡も目立ちにくい術式となっています。
以前はこの術式で大量の植毛ができないとされていましたが、医師の技術の進歩とより効率的な機器の開発により、大幅に施術時間が短縮され大量の植毛ができるようになりました。
医師の技術力に差が出る術式のため採用する病院は少なくなりますが、この術式を希望される方が現在ではほとんどです。

一度に移植できるグラフト数・最適な密度

毛根を包んでいる頭皮の組織のことを「毛包」といいますが、この毛包を数える単位のことを「グラフト」といいます。

自毛植毛では、このグラフトが単位として使われるようになっており、クリニックなどでは1グラフトあたりの単価で料金が定められています。
最適なグラフト数は、生え際の場合は800~1,000グラフト、前頭部~頭頂部の場合は1,500~2,000グラフト、全体的な移植で3,000 グラフトの植毛が理想的とされており、どのような密度で植毛するかによって移植範囲が決まります。

頭皮への負荷を減らすためにも最適な密度で植毛を行うようにしましょう。

自毛植毛密度をアップするなら回数を分ける

髪の密度をアップさせてボリュームを増やしたい場合は、施術の回数を複数回に分けるようにしましょう。

植毛には、頭皮の状況や既存毛がどの程度生えているかによって、最適な密度があります。
広い面積で施術を行う場合、一度の施術で高密度な植毛をしてしまうと、頭皮には強い負担がかかってしまいます。
頭皮に強い負担がかかると髪が成長を妨げてしまい、結果として髪の毛が育たず抜けてしまうことがあります。

このように、植毛は知識と経験を兼ね揃えた医師の適切なプランニングが重要です。
希望の自毛植毛を実現するためには、植毛の専門医に相談するのがおすすめです。

リスクを減らすためには高密度の植毛は医師に相談を

いかがだったでしょうか。

自毛植毛は高い効果が期待できる薄毛治療法です。
しかし、密度が高い植毛や、自分に合わない施術法を選択してしまうと、かえって逆効果になってしまうことがあります。

どうしても髪の密度を高めたいということであれば、頭皮の負担をなるべく減らすために施術回数は分けるなどの方法があります。

親和クリニックでは、お一人おひとりの頭皮の状態を確認した上で、最適な治療法や適切な植毛密度をご提案しています。
現在薄毛にお悩みの方や、自毛植毛を考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。

親和クリニックでは、自毛植毛をお一人お一人にあった施術で行っております。
まずはカウンセリング予約から、お気軽にご相談ください。
女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまで

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