Last Updated on 2024年7月11日 by shinwa-ladies.jp
薄毛治療の一つとして人気の自毛植毛。
初めての自毛植毛をしてある程度手ごたえを感じると、より理想の髪型に近づけたいと思われる方も多いのではないでしょうか?
そこで、本記事では二回目の手術を検討している方に向けて、手術を二回以上行う場合の注意点やメリットについて解説します。
女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまでご相談ください
自毛植毛手術は複数回受けてもよいのか?
結論から申し上げますと、同じ部位の手術の回数は二回以上でも可能です。
自毛植毛は一回の手術である程度の効果を得られます。
しかし、一回目の手術が成功すると、密度をもっと濃くしたいと思うようになったり、他の部位の薄毛を解消したくなったりと、より理想に近づけたいと思われる方が多くいます。
二回目の手術は、違う部位はもちろんのこと、一回目と同じ部位でも手術は可能です。
一回目の手術で密度が足りないと感じた場合は、二回目の自毛植毛をすることによってより効果を感じられるかもしれません。
二回目の自毛植毛手術を行う際の注意点
二回目の手術を行うにあたってはいくつか注意点がありますが、二回目の手術を同じ部位に施すのか違う部位に施すのかで、気を付けるべきポイントは異なります。
注意点は以下の通りです。
【二回目の自毛植毛手術を行う際の注意点】
注意点①頭皮を回復させる期間を設ける
1つ目の注意点としては、同じ場所の手術の場合、二回目の手術をするまでに一回目の手術から一定期間を空けなければいけないということです。
自毛植毛は移植した髪が生着して生えそろうまでにある程度期間が必要な手術となります。
手術からおよそ半年経過すると移植毛の大半が生え、1年後にはほぼすべての毛髪がある程度の長さになり生えそろいます。
そのため、少なくとも6か月~1年程度の期間を空けてから二回目の手術を行う必要があるのです。
また、一回目の手術とは違う部位に植毛する場合は、3か月程の期間を空ければ問題ないでしょう。
同じ部位での手術とは違い、髪を採取する部分の皮膚状態の回復を待てばいいだけなので期間が比較的短く済みます。
3カ月程経つと後頭部の傷は回復しているので、移植毛の採取も安心して行える回復後に、二回目の手術を行うとよいでしょう。
注意点②一回目の移植箇所を傷つけない
2点目の注意点としては、一回目の移植毛を傷つけないことが挙げられます。
一回目と同じ場所に手術を行う場合、密度をあげることを目的とすることが多いと思います。
その際、髪の毛の隙間を縫って手術を行うため、一回目の移植毛を傷つけるリスクがあります。
密度をあげることを目的としながらせっかく一回目に移植した髪の毛を傷つけてしまっては効果が落ちてしまいます。
一回目と同じ場所に手術を行う場合は、技術のある医師に依頼するようにしましょう。
注意点③1度自毛植毛をしていることを申告する
3点目の注意点は、一回目の手術を医師に必ず申告することです。
一回目と同じ病院で手術をするのであれば、医師は患者のカルテを把握しておりますが、一回目とは違う病院で手術をする場合は必ず申告するようにしましょう。
一度植毛をした場所は、場合によっては頭皮が多少固くなっているなど、頭皮の状態が手術前と変わっていることがあります。
頭皮が固くなってしまった場所に植毛を行う場合、医師にとっては難易度の高い手術となる可能性があるため、よりよい手術を行いたい場合は事前に医師に申告しておいた方がいいでしょう。
注意点④医師にしっかりと相談する
最後の注意点は、医師にしっかりと相談し、適切な治療計画をたてるということです。
一度植毛をして髪の毛が生えることを実感すると、より理想の髪形を目指して治療を希望される方がいます。
しかし、既にしっかりとした毛密度がある場所に手術をする場合、せっかく生えている髪の毛に傷をつけてしまったり、場合によっては移植した髪の毛が生着しにくかったりするというリスクもあります。
医師が頭皮や髪の毛の状態を見て適切な治療計画をたててくれるので、しっかりと相談し納得した治療を受けるよう注意しましょう。
自毛植毛手術を2回おこなうメリット
手術を二回行うメリットは、もともとの髪の密度に近づけることができるということと、生え際のライン修正や別の範囲への植毛ができるということの2点が挙げられます。
それぞれ詳しく解説します。
【自毛植毛を2回おこなうメリット】
メリット①もともとの髪の密度に近づけることができる
1つ目に挙げられるメリットとしては、もともとの髪の密度に近づけることができることです。
一回目の手術で密度が思い描いていた通りにならなかったとしても、二回目の自毛植毛手術をすることでより効果を実感することができます。
既に植毛した場所の隙間を縫うことで植毛の密度が高くなるため、ボリューム感がアップし、見た目の印象も変わるでしょう。
しかし、髪が生えている部分への手術は、一回目に行う施術よりもよりも難易度は上がります。
というのも、既にある毛の間隙を縫って植毛するため医師は高い技術力と経験が求められるのです。
そのため、手術をするかを決める際は医師としっかり相談しましょう。
むやみに密度の高い移植をしようとすると、頭皮に悪影響を与える可能性があるため、バランスの良い髪の密度を実現することが大切です。
自毛植毛の効率の良い密度の上げ方と一度に移植できるグラフト数
メリット②生え際のラインの調整や別の範囲への植毛ができる
2つ目のメリットとしては、生え際のラインの調整や一回目とは別の範囲への植毛ができるということが挙げられます。
生え際の位置や形は顔の印象を決める大きな要因の一つです。
自毛植毛後は移植した髪が生え変わり続けるので、生え際のラインの調整を伴う手術は慎重に行わなければなりません。
しかし、手術を二回に分けて調整することで、安心かつ丁寧に生え際のラインを調整することができるのです。
また、二回目の手術では一回目とは別の範囲への植毛も可能です。
一回目の手術をした後の全体のバランス感を見て判断することができるので、より自分の理想の形に近づけることができるでしょう。
親和クリニックについて
親和クリニックが大事にしていることは、安全で確実な結果を残す治療、すなわち科学的根拠を踏まえた植毛手術の提供です。
薄毛治療の選択肢は多岐にわたります。その中でも当院では、患者さま一人ひとりの心身のご負担を最小限に、効果を最大限に感じられる治療を提供する為には、科学的なエビデンスに基づくことが第一と考え、治療効果の検証と改善を続けております。
また、患者さまに治療について安心、信頼していただくためには、科学的根拠に基づいた治療をいつでも提供できる実績が不可欠です。このため、当院の全スタッフは知識と技術力を高めるために日々研鑽を重ねております。
親和クリニックが選ばれる理由
刈り上げない治療方法を確立
従来の自毛植毛では、移植元となる後頭部の髪を採取しやすいようにバリカンで短く刈り上げるのが一般的です。
しかし当院では、移植元を刈り上げない治療方法を確立しているので、施術後も周囲に自毛植毛をしたことがバレにくくなります。
高度な技術で理想通りの植毛を実現
親和クリニックforレディースでは、自毛植毛を行う際に一切メスを使わず、医療器具メーカーと共同開発した、超極細のマイクロパンチブレードを用いて施術を行います。
さらに高度な技術をもった医師が、状態の良い移植株を見極め、一本一本生え癖を考慮し丁寧に移植株を採取するため、ご希望のデザインに合わせて植毛ホールを作成することが出来ます。
こだわりの器具×高度な技術を持った医師による精密な手作業が、満足感のある仕上がりを実現します。
痛みや腫れが出にくい、丁寧な施術
植毛ホールの作成に使用するパンチブレードは、世界最小級の0.63mm~0.65mmを使用。
メスを使う従来の手術に比べ、術後の腫れや痛みがほとんど出にくくなります。
手術時にも、患者様の体質に合わせて細かく調整した麻酔をかけることで、痛みに最大限配慮し体への負担を減らします。
生着率が高く、植毛した髪がしっかりと生えてくる
当院の施術では、医師×複数の看護師によるチーム医療によって、時間をかけず一気に植毛治療を行います。
そのため、頭皮に負荷がかからず植毛したほとんどの毛が生着し、理想通りの自毛植毛を成功させることが期待できます。
徹底したホスピタリティで皆様をお迎えいたします
当院では、皆様のご不安に徹底的に寄り添います。医師による診察では、自毛植毛のデメリットを隠すことなく、ご納得頂けるまで説明いたします。
また悪質な勧誘等は一切行いません。
皆様が安心して自毛植毛を受けてただけるよう、全力でサポートいたします。
親和クリニックの医師・カウンセラーへのインタビュー
親和クリニックで勤務する医師とカウンセラーへ、普段の業務内容や親和クリニックの特徴について、インタビューを実施いたしました。
親和クリニック 医師 水村奈央
女性は「美」への意識が高いので、仕上がりにも強いこだわりをお持ちの方が多くおられます。
患者様のご希望に添えられるように、自毛植毛のメリットだけではなく、注意しておきたいポイントや、仕上がりのイメージなどをしっかりとご説明できるように心がけています。
自毛植毛手術を受けた患者様から「思っていたイメージと違う」と思われては、施術する意味がありませんからね。
よくあるケースを紹介させていただくと、後頭部に生えている太い髪の毛を、細い髪の毛が生えているおでこの生え際に移植すると、髪の毛の太さに違いがでることがあります。
患者様によっては「違和感がある」といわれる方もおられるんですね。
そのようなときは、あらかじめ「ここに太い毛を移植すると違和感がでるかもしれません」「違和感を減らすのであれば、この部分の移植をおすすめします」とお伝えします。
自毛植毛は、患者様の一生にかかわってくる手術です。
1年でも2年でも、時間をかけていただいて構わないので、治療を受けるかどうかをじっくりお考えいただければと思います。
わたしは、医師というものは、常に患者様のことを第一に考え、患者様が抱えるお悩みを解決するために全力を尽くすものだと考えています。
わたしどもの治療で患者様のお悩みが解消されるだけでなく、美容や人生のサポートができれば、これほどの喜びはありません。
親和クリニック カウンセラー 溝口
わたしの仕事は、患者様の相談役です。
初めてご来院されてから、手術の一年後まで、サポートさせていただいております。
毎日、さまざまな患者様がご来院し、一日のカウンセリングはだいたい5~62~3名ほど。
初回のカウンセリングでは、まずヒアリングを行います。
これは、患者様がどのようなことで悩んでいらっしゃるのか、また、治療を通じてどのようなゴールを迎えたいのかをわたくしどもが把握するためです。
患者様のお悩みやご希望を伺ったうえで、適切な治療内容をご提案します。
当院にご相談に来られる方は、いま、このページをご覧になられている皆さんと同じようなお悩みを抱えられている方がほとんどです。
少しでも薄毛のお悩みがあるようであれば、わたくしどもが全力でサポートいたします。
自毛植毛の手術を受けていただければ、一年後には、きっと笑顔で過ごされているでしょう。
毎日悩むよりも、一度ご相談に来ていただくほうが絶対に安心です。
まずはわたしたちに、お悩みをお聞かせください。
親和クリニック カウンセラー 溝口さんへのインタビューはこちら
二回目の自毛植毛にもメリットがある
いかがでしたでしょうか。
自毛植毛は二回目以降の手術にもメリットがあるということがお分かりいただけたかと思います。
注意すべき点もありますが、より高い密度を実現ができることや、よりバランスのいい形に近づけることができるなどのメリットがあります。
一回目よりも理想の形に近づけたいと思う場合は、医師と綿密な相談をし、二回目の手術を検討してください。
親和クリニックでは「最小の傷・痛み」「最速の植毛技術」「最適なスタイルの実現」の自毛植毛をしております。
女性で薄毛にお悩みの方はぜひ親和クリニックにご相談ください。
親和クリニックでは、自毛植毛をお一人お一人にあった施術で行っております。
まずはカウンセリング予約から、お気軽にご相談ください。
また、当院ではヘアライン矯正のご相談も受けて付けております。
女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまで
医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。
親和クリニック【薄毛治療・自毛植毛専門】
部位・目的別 自毛植毛