髪は女性にとって“女の命”といわれるほど大切なものですから、薄毛が気になってくると、なんともいえない悲しみを覚えてしまいますよね。
「もうずっと髪が薄いままなの?」と不安になるかもしれませんが、薄毛を改善した女性は多くいらっしゃいます。
そこで今回は、薄毛に悩む女性におすすめの治療内容をお伝えします。
髪の薄さに悩まずに毎日を楽しみたい方は、ぜひご一読ください。
Contents
薄毛を改善した女性がやったこと
薄毛を治した女性の多くはクリニックを受診し、ご自身の髪が薄くなっている原因を明らかにしたうえで、薄毛治療を受けています。
薄毛を改善するための治療には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
自毛植毛
自毛植毛は、ご自身の健康な髪の毛を皮膚組織ごと採取し、髪が薄くなった箇所に移植する治療方法です。
移植する髪の毛はご自身のものですから、今生えている髪ともなじみやすく、自然に仕上がります。
さらに、身体に異物と認識されないことから拒絶反応も起こりにくく、治療後にトラブルが起こるリスクが低い点も魅力です。
また植え替えた髪の毛は、生着後に自然と生え変わりつづけます。
自毛植毛を受ければ再び薄毛に悩まされるリスクを軽減できるうえ、ほかの髪の毛と同様に扱って問題ないため、これまで通りおしゃれも楽しめるでしょう。
親和クリニックforレディースでも、女性の薄毛に効果的な自毛植毛を提供しております。
当院の自毛植毛では、国内最小級の0.59~0.65mmのパンチブレードを用いることから、高密度かつ自然な毛流れを実現できます。
カウンセリングから手術後に至るまで、患者様に寄り添ったサービスの提供をお約束いたしますので、気になる方はぜひご相談ください。
メソセラピー
クリニックで受けられる薄毛治療の一つには、メソセラピーも挙げられます。
メソセラピーは、髪の成長を促す有効成分を注入する治療方法です。
注射器やレーザー、特殊なパルス電圧などを用いて頭皮に直接成分を浸透させるため、後述する薬物療法よりも効果を早く実感できます。
ただし、1回の治療で劇的に症状が良くなるわけではありません。
髪の毛がしっかりと育つ環境を整えるためには、定期的に治療を受ける必要があります。
個人差はありますが、メソセラピーは月に1~2回のペースで、6~16回程度受けるのがベターです。
薬物療法
女性の薄毛治療では、内服薬や外用薬が用いられることもあります。
内服薬には、ビタミンB1やパントテン酸カルシウムなどの、髪に良い成分が含まれているパントガールを使用するのが一般的です。
パントガールは薄毛の緩和はもちろん、白髪の予防や傷んだ爪の修復にも役立ちます。
一方で塗り薬として用いられるのは、頭皮の血の巡りを良くして髪の成長を促す、ミノキシジル外用薬です。
日本皮膚科学会が定める『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン』でも推奨されており、その安全性の高さがうかがえます。
ただし、パントガールやミノキシジル外用薬には即効性があるわけではないため、すぐには薄毛が治らないと覚えておいてください。
薬を服用、また塗布して薄毛の改善を目指す場合は、「ゆっくりと時間をかけて治そう」という気持ちで治療に臨むことが大切です。
また、健やかな髪を育てられるよう治療薬の使用と合わせて、栄養バランスの良い食事をとったり定期的に身体を動かしたりと、生活習慣も見直しましょう。
参照元:公益社団法人日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』
女性の薄毛治療にかかる期間
クリニックで治療を受ければ薄毛が気にならなくなるとはいえ、どの程度で効果を実感できるものなのでしょうか。
個人差はあるものの、およそ6~12か月の期間を要するのが一般的です。
たとえば自毛植毛なら、ドナー株を植える手術自体は1日で完了しますが、髪の毛が生着し、完全に生えそろうまでには12か月程度かかります。
パントガールであれば、少なくとも3か月以上は服用しつづけなければなりません。
どの治療においても、薄毛をすぐに治すのは難しいと覚えておいてください。
女性の薄毛の原因
ここまでご覧になり、髪が薄くなったとしても諦める必要はないとおわかりいただけたことと思います。
繰り返しにはなりますが、治療の効果をきちんと実感するためには、薄毛の原因を把握しなければなりません。
ここでは、女性の薄毛を引き起こす原因として、ホルモンバランスの乱れとストレス、疾患の3つを例に挙げて解説します。
原因①ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの分泌量が減少し、体内のホルモンバランスが乱れると髪が薄くなってしまいます。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、ツヤやハリのある髪を育てたり、頭皮の健康を維持したりするうえで欠かせません。
そのため分泌量が減ると、抜け毛が増加する、また髪の毛一本一本がやせ細るといった症状が目立つのです。
原因②ストレス
ストレスは自律神経のバランスを崩し、頭皮の血の巡りを滞らせてしまうため、髪の成長が妨げられるのです。
さらにストレスは、抜け毛の増加や髪のボリュームダウンにつながる、食欲不振や睡眠不足などの引き金ともなります。
忙しい日々を送るなかで、ストレスを感じる女性もいらっしゃるかもしれませんが、薄毛を改善するためにも適度に発散する機会を設けたいところです。
原因③疾患
身体のどこかで異常が起きている場合も、その影響で髪の毛が抜けたり薄くなったりすることがあります。
特に、貧血や甲状腺疾患、膠原病(こうげんびょう)などは、髪の成長に悪影響を与える可能性が高い疾患です。
罹患した場合は髪だけではなく、命に関わるような症状を引き起こすおそれもありますから、なんらかの違和感を覚えたら、一度内科を受診することをおすすめします。
治療で改善できる女性の薄毛の種類
髪が薄くなる原因が多岐にわたるように、女性に起こりうる薄毛の症状にもさまざまな種類があります。
女性が発症する可能性のある薄毛
名称 | 特徴 |
FAGA(女性男性型脱毛症) | 抜け毛が増加し、全体的に髪のボリュームが減る |
牽引性脱毛症 | 習慣的に髪が引っ張られることで、生え際や分け目が薄くなる |
円形脱毛症 | 10円玉大の脱毛斑(だつもうはん)が、1つもしくは複数生じる |
分娩後脱毛症 | ホルモンバランスの変化により、出産後に抜け毛が増加する |
ひこう性脱毛症 | 頭部全体にカサカサとしたフケが発生し、毛穴を詰まらせることで髪の毛が抜ける |
脂漏性脱毛症 | べたついたフケによる毛穴の詰まりや頭皮のかゆみがみられ、抜け毛が増える |
これらはクリニックで治療を受ければ、症状が落ち着くことがほとんどです。
髪の薄さが気になるときは、一人で抱え込まず医師に相談しましょう。
薄毛治療を受けるクリックを探すポイント
せっかくお金をかけて薄毛治療を受けるのであれば、満足のいく効果を得たいものです。
後悔しないためにもクリニック選びはこだわりたいところですが、どのような点に注目して探せばよいのかがわからない方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは、薄毛治療を受けるクリニックを探す際に、見ておきたいポイントを3つお伝えしていきます。
ポイント①実績を確認する
クリニックを探す際には、薄毛治療の実績がどの程度あるのかを確認しましょう。
特に、自毛植毛は高度な移植技術を必要とするため、実績の有無は治療の満足度にも大きく影響します。
公式サイトで治療の実績をチェックしたうえで、医師のプロフィールや取得している資格なども調べることをおすすめします。
ポイント②口コミを調べる
実績と合わせてチェックしたいのが、実際に治療を受けた方の口コミです。
Googleマップや美容整形・医療専門の口コミサイトなどで、治療を受けた方の体験談が多く共有されています。
数あるクリニックのなかには、公式サイトに過剰な実績数を載せているところもあります。
公式サイトに掲載されている情報が本当かどうかを判断するためにも、外部の口コミサイトを上手に活用するべきです。
その際には単なる評価の高さだけではなく、良かった点はどこか、何に不満を感じたのかなど、具体的な内容を判断材料とするのがポイントです。
ポイント③費用をチェックする
クリニックを探すにあたっては、治療にかかる費用が適切、かつ明確に掲載されているかどうかの確認も不可欠です。
見るべき箇所は、自毛植毛やメソセラピーなどの治療にかかる費用のほか、カウンセリング代や麻酔費用などの提示の有無もチェックしてください。
薄毛治療は高額になりがちなため、つい費用が安いクリニックに惹かれてしまいますが、相場よりも大幅に安い値段が設定されているクリニックには要注意です。
追加で不要な治療をすすめられ、高額な費用を別途請求されるというように、安さの裏には何かしらのカラクリがあるかもしれません。
クリニックが明示している費用が適切なのかを判断するためにも、あらかじめ治療にかかる費用の相場は押さえておくとよいでしょう。
女性に起こりうる薄毛を改善した人はクリニックで治療を受けている!
今回は、「薄毛が治った女性は何をしたの?」という疑問にお答えしました。
薄毛を改善した女性の多くは、薄毛治療を提供しているクリニックで治療を受けています。
クリニックでは自毛植毛やメソセラピー、薬物療法といった治療を受けることが可能です。
治療の効果を実感するためにも髪が薄くなる原因を把握しておくこと、そして実績や口コミなどを徹底的にリサーチしてクリニックを選ぶことが大切です。
女性の自毛植毛を検討されている方は、ぜひ親和クリニックにご来院ください。
女性の美しい髪を守るため、自毛植毛をはじめとする多角的な薄毛治療で髪のお悩みを解決に導きます。
医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。
親和クリニック【薄毛治療・自毛植毛専門】
部位・目的別 自毛植毛
自毛植毛の最新記事

薄毛を改善した女性は、どのようなことに取り組んだのか?
続きを読む

40代の女性が薄毛になるのはなぜ?自分でもできる対処法とは
続きを読む

AGAとは?その症状や原因、治療方法を徹底解説
続きを読む

おでこを狭くする方法は何がある?自毛植毛のメリットも紹介
続きを読む

20代の女性が薄毛になる原因は?予防方法と改善方法を紹介
続きを読む

自毛植毛には保険が適用されるの?費用を抑えるコツも解説
続きを読む
クリニック紹介
(受付時間 9:30~19:00)
完全予約制・年中無休
東京都新宿区新宿2-12-4 アコード新宿5F
(受付時間 10:00~19:00)
完全予約制・年中無休
東京都中央区銀座7-3-7 ブランエスパ銀座 3階
(受付時間 9:30~19:00)
完全予約制・年中無休
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-4-20
桜橋IMビル2F
(受付時間 9:30~19:00)
完全予約制・年中無休
愛知県名古屋市西区名駅2-34-20
CK23名駅前ビル6F
(受付時間 9:30~19:00)
完全予約制・年中無休
福岡県福岡市博多区博多駅前3-30-1 タイセイビル7F