自毛植毛後のショックロスとは?4つの対処法

薄毛治療の1つに自毛植毛という方法があります。
自毛植毛はリスクも低いことから人気の高い治療方法ですが、人によっては治療後にショックロスという現象が起きる可能性があります。

そこで本記事では、ショックロスとは一体どのような症状なのか、詳細を対処法とともに解説します。
薄毛にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

ショックロスとは

自毛植毛におけるショックロスとは、自毛植毛の手術を行ったあと2週間~4か月くらいの間に、髪の毛を新たに移植した周辺にもともと生えていた毛が抜けてしまう現象です。

ショックロスという言葉から受ける印象が重いため、「毛が生えてこなくなる症状なのでは」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、あくまでも一時的に毛が抜ける症状のため、一定の時期が経つとまた毛が生えてくるようになります。

抜け毛と勘違いをされる場合もありますが、抜け毛は毛周期によって抜ける状態を指します。
そのため、一時的に毛が抜ける症状であるショックロスとは別になります。

ショックロスの原因

結論から申し上げますと、ショックロスの明確な原因は解明されていません。
主な原因として考えられているものでは、自毛植毛の手術によるストレスや、血流の流れの変化、移植した頭皮の周辺で起こる炎症などがあります。

ストレスや頭皮の炎症や血流の流れの変化によって、毛の生え変わる時期である毛周期というサイクルがずれる影響等で毛の一部が抜け、ショックロスが起きると考えられています。

自毛植毛後にショックロスが起きる時期と回復するまでの期間

自毛植毛を行うと必ずショックロスが起きるというわけではなく、またショックロスが起きる時期には個人差があります。
自毛植毛の手術後2週間~4か月頃のタイミングで起きることが多いようです。

同じ人でも、手術を受けるたびにショックロスが起きる時期や抜ける量が変わることもあります。
たとえば1度目の自毛植毛ではほとんどショックロスの症状が見られなかった人でも、2回目では手術後1か月頃から毛の抜け具合が気になり始めるといったこともあり得ます。

いずれにしても、ショックロスの症状が起きる時期は一定の時期に限られ、その時期が過ぎると症状は収まるため、過度な心配は必要ありません。

また、ショックロスによって抜け落ちた毛が回復するまでの期間は約6か月です。
ショックロスの影響で抜ける毛は、薄毛の症状が出てしまっているわけではなく、毛の生え変わるサイクルが早くなっているだけだと考えられています。
そのため、ショックロスが起きてからは、ほかの髪の毛が生え変わる期間と同様の期間が過ぎるとまた髪の毛が生えてくるでしょう。

もし、6か月を超えてもショックロスで抜け落ちた髪の毛が回復する傾向が見られない場合には、ほかの脱毛症の可能性も疑われます。
不安な場合は医師に相談し、適切な治療を受けることがおすすめです。

ショックロス以外の自毛植毛の治療後に毛が抜ける症状

自毛植毛の治療後に、髪の毛が抜け落ちてしまう症状として、ショックロス以外にもう1種類「一時的脱落」というものがあります。

ショックロスと一時的脱落の違いは、毛が抜ける場所です。
ショックロスは移植した箇所の周辺にもとから生えている毛が抜ける症状ですが、一時的脱落は移植した毛が抜け落ちてしまう症状です。

「植毛した毛が抜けてしまった」と思われる方もいらっしゃいますが、移植した毛が完全に抜けているわけではありませんのでご安心ください。
移植毛は、移植するために頭皮から採取し、血流が一時的に阻害されます。移植部に植え、戻すことにより血流が再開しますが、一度阻害されたことによりヘアサイクルがリセットされます。毛周期が休止期となったものは、抜けやすくなる傾向にあり、一時的に脱落します。

しかし髪の毛を作り出す毛包組織は、頭皮に定着しており、そこから新しい毛を新たに作り出します。

抜けた毛がショックロスか一時的脱落によるものかを見分ける方法

ショックロスと一時的脱落はどちらも毛が抜ける症状ですが、どちらが原因で抜けたのかをある程度見分ける方法があります。
その方法とは、抜けた毛の長さを確認することです。

自毛植毛では、後頭部の毛を刈り上げてから移植を行います。
そのため、もし抜けた毛が短ければ移植した毛が抜ける一時的脱落の可能性が高く、長ければ移植した箇所の周辺が抜けるショックロスの可能性が高いです。

この方法は移植した周辺の毛の長さが移植した毛と同じ場合には見分けがつかないため、
医師に相談することで適切な処置が受けられます。

自毛植毛後のショックロスを防ぐ3つの方法

ショックロスは明確な原因が解明されていないため確実な予防法はありませんが、ショックロスが起きてしまう可能性をある程度軽減、予防できる方法は主に3つあります。
事前にその方法を把握してから自毛植毛を検討しましょう。

方法①ミノキシジルが配合された薬を使う

自毛植毛の手術とあわせてミノキシジルが配合された薬を使うことで、ショックロスになる可能性をある程度軽減、予防が可能です。

ミノキシジルとは、薄毛治療に多く用いられる薬に含まれている成分です。
頭皮の血行をよくする働きがあり、栄養が毛に届きやすくなるため発毛を促す効果が見込まれます。

また、ミノキシジルは市販薬としても入手することは可能ですが、本来はショックロスを予防することを目的としているわけではありません。
そのため、自己判断で使用せずに、ショックロスが不安な場合はまずは医師に相談をしましょう。

方法②複数回に分けて手術を行う場合は期間を空ける

自毛植毛の手術は、一度にまとめて行わずに数回に分けて行う場合もあります。
数回に分けて行う場合は、ショックロスを予防するために2回目の植毛までに最低でも6か月以上の期間を空けるとよいです。

その理由は、期間を空けることで頭皮の環境が安定するためです。
6か月程度の期間を空けることで1度目の自毛植毛で移植した髪が定着し、炎症も収まっている状態になります。
もし、髪がまだ定着しておらず炎症も収まっていない状態で2度目の自毛植毛を行うと、頭皮にさらに負荷がかかり、ショックロスが起きる可能性が高くなります。

ショックロスをなるべく避けたい方は、クリニックに相談して頭皮の状況を確認してもらい、自毛植毛の治療を受けても問題はないのかを確認するほうがよいでしょう。

方法③自毛植毛後の行動に気を付ける

自毛植毛の治療後は頭皮がダメージを受けているため、頭皮に悪影響を与える行動をすることでショックロスの可能性が高まる場合もあります。

特に、シャンプーを行う際には注意が必要です。
シャンプーは術後の翌日から行うことができますが、強く擦って洗うと頭皮に負荷をかけてしまいます。
術後1週間は、直接患部には触れずに泡だけで洗い、1週間を過ぎたら指の腹を使い、しっかり髪を洗いましょう。

また、ストレスもショックロスを引き起こす原因の1つと考えられています。
自毛植毛の手術後はなるべくストレスを溜め込まないよう、気分転換を行うとよいとされています。
ただし、無理な運動をしてしまうとかえってストレスがたまり、悪影響となる場合もあるため注意が必要です。

ショックロスが起きた際の4つの対処法

ショックロスのリスクをある程度軽減、予防できる方法を紹介しましたが、気を付けていてもショックロスが起きてしまう場合もあります。
そこで、ここではショックロスが起きた際の主な対処法を4つ紹介します。

対処法①帽子やかつらをかぶる

ショックロスが起きた場合には、帽子やかつらをかぶることで毛が抜けた箇所を隠すことができます。

また季節によっては紫外線が強くなり、紫外線を受けることで毛や頭皮はダメージを受けます。
そのため、帽子やかつらをかぶることで毛や頭皮を紫外線から守ってくれる効果も期待できるため、おすすめです。

ショックロスは人によって抜ける毛の量も異なるため、目立つ場合には帽子をかぶって症状が落ち着くまで待ちましょう。

対処法②ケラチンパウダーを使う

ショックロスの影響で髪が薄くなった箇所にケラチンパウンダーを振りかけることで、髪の薄さを隠すことができます。
ケラチンパウダーとは、ケラチンとよばれる、髪の毛の生成に必要な成分が配合された、粉末状のパウダーのことです。

ケラチンパウダーは人工的な繊維で出来ていることから、人によっては頭皮がかぶれることがあるため、特に肌が弱い人が使う場合には注意が必要です。

先ほど紹介した帽子やかつらとケラチンパウダーを比較して検討するとよいでしょう。

対処法③ミノキシジルの外用薬を使う

ショックロスは、頭皮の血流不足が原因によって起こる場合もあります。
ミノキシジルには、頭皮に塗布することで血管を拡張する働きがあるため、血流不足を解消する効果が期待できます。

ミノキシジルの外用薬の使用を希望する場合は、医師に相談することで処方してもらうことが可能です。

対処法④医師に相談する

自毛植毛後に毛が抜けたとしても、ショックロスによるものなのかを個人で特定をすることが難しい場合もあります。
一方医師はプロであり、今までに多くのショックロスで悩んでいる患者を診察しています。

医師に相談をすることでその人にあった改善方法を提案してもらえるため、気になる場合は相談しましょう。

親和クリニックforレディースでは、術後のアフターケアまで徹底して行っております。

親和クリニックでの女性の自毛植毛の実績紹介

親和クリニックでは、女性患者様の薄毛の状況に合わせて自毛植毛の手術を行っております。
実際に自毛植毛の治療を行い、お喜び頂いた声を2つ紹介します。

50代女性の方

髪のボリュームが少なくなったと指摘をされることが増えたため、自毛植毛を検討していました。
いくつかのクリニックを比較検討したのですが、分かりやすく説明を行ってくれた親和クリニックに決めました。

自毛植毛の結果、髪にもボリュームが生まれ手術を受ける前に比べて自信を持つことができようになり、非常に満足です。

現在は、処方頂いたミノキシジルの外用薬を塗り炎症が収まるのを待っています。

20代女性の方

頭頂部の薄毛が目立ち市販の育毛剤を使っていましたが、効果が見られませんでした。
いろいろインターネットで情報を探すと自毛植毛の記事を目にして、実績の多い親和クリニック様にお願いをしました。

治療を受けたことで目立っていた頭頂部の薄毛も目立たなくなったので、相談して本当によかったです。

2回目の自毛植毛を検討していますが、頭皮の状況が落ち着く6か月は期間を空ける必要があるとのことでしたので、今から待ちどおしいです。

その他症例についてはこちら

自毛植毛におけるショックロスには医師への相談がおすすめ

いかがでしたでしょうか?

ショックロスとは、自毛植毛の手術で移植した周辺にもともと生えていた毛が抜けてしまう現象です。
ショックロスと聞くと一生生えてこないのではと不安になるかもしれませんが、一般的には6か月程度経つと髪の毛がまた生えてくるようになります。

ショックロスを根本から改善したい場合は、医師に相談し対処法を考えてもらうことがおすすめです。

親和クリニックforレディースでは、自毛植毛後のアフターケアも徹底して行っています。
「自毛植毛に興味はあるけど副作用が心配」という方はまずはお問い合わせください。

また、当院ではヘアライン矯正のご相談も受けて付けております。

女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまで

【経歴】

医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。
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