自毛植毛後に毛が抜ける!?ショックロスとは何か?

薄毛を改善させる為に、自毛植毛を受ける方が増えています。
自毛植毛は安全性が高く、効果が出やすい為、高い人気がある薄毛治療法ですが、施術後に髪の毛が抜け落ちてしまうことがあります。

その理由として代表的なものは、「ショックロス」と呼ばれるものがあります。

自毛植毛の概要と併せて、ショックロスの詳細や、対応策についてご紹介していきます。
自毛植毛を検討されている方や、ショックロスについてより詳しく知りたい方は、是非参考にしてみて下さい。

自毛植毛とは何か?

ショックロスの概要をご説明する前に、自毛植毛の概要について、簡単にご説明します。
自毛植毛とは、後頭部・側頭部の毛根(株)を採取し、薄毛が目立つ部分に移植する施術のことをいいます。

移植後の皮膚からは髪の毛が生えるようになるので、自然に髪全体のボリュームを増やすことが出来るのが特徴です。
この特徴を踏まえた上で、次項から髪が抜け落ちる「ショックロス」についてご説明します。

ショックロスとは何か?

自毛植毛を行ってから2週間~3か月位の間に、一時的に髪の毛が抜け落ちる現象のことを「ショックロス」と呼びます。
ショックロスは手術の刺激で既存毛が一時的に脱落するものです。

ショックロスの原因は明確には分かっていませんが、手術による頭皮への一時的なストレスや血流の変化だと考えられています。

脱落した毛髪はまた回復しますが、産毛は生えてこない事もあります。
ただし、既存毛と近い位置に植毛を行った場合、元々毛髪が弱っている可能性があるので毛が抜けてしまっても生えてこないケースもあります。

ショックロスと一時脱落との違い

ショックロスと混同されがちなものとして、「一時脱落」と呼ばれるものがあります。
どちらも自毛植毛の手術後に毛が抜けることを指しますが、厳密には抜ける毛髪が異なります。

ショックロスは、もともとあった毛髪が手術の刺激により毛が抜けてしまうことをさします。
ショックロスで抜けた毛髪は毛髪組織が残っていれば再度生えてくる可能性がありますが、組織が弱ってしまっている場合は毛が生えてないこともあります。

一方、一時脱落とは植毛した毛髪が抜け落ちてしまうことです。
元々毛髪は、一定のサイクルで抜け落ちて再度新しい毛髪が生えてくる仕組みです。

そのため、植毛した毛髪が生着すると正常なサイクルで毛髪が抜け落ちて毛が生え変わります。
一時脱落は、生着する時間もあるので植毛後1~3カ月後に起こることが多いです。

ただし、体質や健康状態によって抜け落ちるペースは人によって異なってきます。
また、永久脱落ということもあり永久脱落の場合は新しい毛が生え変わることはありません。

ショックロスか一時脱落かは、一見すると判断がつきにくいものです。
不安な場合は、植毛手術を行ったクリニックで聞いてみるとよいでしょう。

ショックロスの原因は?

ショックロスの原因については、理由が未だに明確化されていません。
推測されている原因一例を挙げると「局所麻酔の影響」「切開の炎症反応」「ストレス・精神的不安」などがあります。

麻酔の影響で、血流やホルモンバランスに影響を与えている、炎症反応が髪の成長を阻害している、ストレスや心的負荷が髪の成長に良くない影響を与えている…などが理由として考えられています。

ショックロスを防ぐ方法はあるのか?

ショックロスを防ぐ方法としては、「フィナステリド「ミノキシジル」などが配合された薬を使う方法があります。
これらの成分が配合された薬を使うと、脱毛のリスクを低める効果が期待されています。

また、薬だけではなく、施術後のケアや行動に気を付けることも重要です。
例えば、「頭皮を不潔にしない」「タバコは控える」など、髪にとってマイナスになる行動は極力避け、髪の成長を促す行動を心掛けておきましょう。

ショックロスなどで、脱毛症状が進行すると「もしかして手術が失敗したのではないか…」と不安になってしまうこともあるかと思いますが、不安感が大きくなることで、ショックロスが更に進行してしまう可能性もあります。

きちんとクリニックに相談し、自分の状況がどうなのかを把握することで、ストレスを解消できる環境を整えておくことも大切ですので、覚えておきましょう。

ショックロスは誰にでも起こりえる

ショックロスの発生確率は20%程だと言われていますが、頭皮やメンタルを十分に労わっていても症状が出ることがあります。

脱毛の症状は一時的であることが殆どなので、気負いせずに構えておくことが大切です。
もし、脱毛の症状が著しく進行していたり、精神的に不安な場合は、一人で抱え込まず、担当医の方に相談するようにしましょう。

親和クリニックでは、自毛植毛をお一人お一人にあった施術で行っております。
まずはカウンセリング予約から、お気軽にご相談ください。
女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまで

【経歴】
医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。

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