「まだ20代なのに、抜け毛が多い気がする」「髪のボリュームが減っているのでなんとかしたいけど、どうしたらよいのかわからない」と悩まれていませんか?
“薄毛は加齢によるもの”というイメージがあるため、不安な気持ちになってしまいますよね。
本記事では、20代の女性が薄毛になる原因をお伝えしたうえで、予防方法と改善方法を紹介します。
髪の悩みを解決して、いつまでも美しい自分でありたい方はぜひご一読ください。
女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースへご相談ください
Contents
薄毛に悩む20代の女性が増えている背景
近年、薄毛にお悩みの20代の女性が増加傾向にあるのは、ひと昔前と比べて生活スタイルに変化があったからだとされています。
具体的な変化として挙げられるのは、生活習慣の乱れや、頻繫なヘアカラー・パーマなどです。
生活習慣の乱れには、コンビニ弁当で済ませることが多くなって栄養バランスが偏ったり、テレワークが増えたことで運動不足になったりしていることが関係しています。
また、トレンドに敏感な若い女性なら、ヘアカラーやパーマの施術を受けることもあるでしょう。
ときどきであればまだしも、短期間のあいだに繰り返している場合は、頭皮や髪の毛がダメージを受けているかもしれません。
このように、20代の女性の薄毛が増えている背景には、直接的にせよ間接的にせよ、生活スタイルの変化が影響していることがうかがえます。
次項では、生活スタイルの変化と薄毛の関係についてさらに詳しく見ていきます。
20代の女性が薄毛になる原因
20代の女性が薄毛を発症した場合、いくつかの原因が重なっていると考えられます。
ここでは、そのうち5つを紹介しますので、ご自身に該当するものがないかをお確かめください。
過度なダイエット
ファッション系インフルエンサーやモデルのようなスリムな体型に憧れるあまり、過度な食事制限によるダイエットを行っていませんか?
過度なダイエットは、体力の低下や貧血、生理不順といった健康上の問題につながるだけでなく、薄毛の症状を引き起こしたり、悪化させたりするおそれもあります。
食事の量や回数を極端に少なくすると、摂取できる栄養素も減り、本当に必要な栄養素が髪の毛まで行き届かなくなるからです。
特に、髪の毛の主成分であるたんぱく質が不足した場合、枝毛や切れ毛が増えるだけでなく、髪の毛のハリやコシもなくなるなど、トラブルが起きやすい状態になります。
生活習慣の乱れ
20代の女性が薄毛になる原因には、前述した通り生活習慣の乱れも関係しています。
特定の食品しか口にしない、あるいはインスタント食品やファストフードを食べ過ぎるなど、偏った食事を続けると、髪の毛の成長に必要な栄養素が不足します。
そうなれば、過度なダイエットを行った場合と同様に、髪の毛に良い影響を与えるわけがありません。
また、慢性的な睡眠不足に陥ると、頭皮や髪の毛の健康を保つのに欠かせない“成長ホルモン”が十分に分泌されなくなります。
そのため、仕事や家事、育児などに追われて睡眠時間が足りなくなっている場合は、丈夫な髪の毛が育たなくなることがあるのです。
ストレスの蓄積
ストレスを溜め込むことも、髪の毛の健康にはよくありません。
一般的に20代は、就職や転職、結婚、出産など、仕事とプライベートのいずれにおいても変化が多い年代です。
そのため、気づかないうちにストレスを溜め込んでしまっている方もいらっしゃるでしょう。
ストレスを発散できずに溜め込んでしまうと、自律神経のバランスが崩れて血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。
その結果、髪の毛の成長に必要な栄養素が十分に行き届かずに、薄毛につながるというわけです。
頻繫なヘアカラーやパーマ
こちらも先ほどお伝えしたように20代の女性の薄毛は、頻繫なヘアカラーやパーマによっても発症することがあります。
ヘアカラーやパーマの薬剤には強い刺激成分が含まれており、これが頭皮の炎症を引き起こすと、髪の毛の成長や発育に悪影響を及ぼすためです。
また、これらの薬剤は頭皮だけでなく、髪の毛の表面を保護している“キューティクル”にもダメージを与えます。
キューティクルが損傷すると、髪の毛1本1本が細くなるので、全体的なボリュームが出にくくなるのです。
間違ったヘアケア
ヘアケアは本来、美しく健康的な髪の毛に必要ですが、方法を誤るとかえって薄毛の原因となりかねません。
美髪になりたいからといって、朝と夜など1日に何度もシャンプーすると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮が敏感な状態になるおそれがあります。
頭皮がダメージを受けると、髪の毛がうまく成長せずに、薄毛になるリスクが高まるというわけです。
また、髪の毛のツヤやサラサラ感を保ちたいと願うあまり、トリートメントを十分に洗い流さないでおくと、毛穴が詰まりやすくなり、髪の毛の成長が阻害されてしまいます。
20代の女性にみられる薄毛の症状
20代の女性が発症しうる薄毛の症状には、原因別にいくつかの種類があります。
【20代の女性にみられる薄毛の症状】
名称 | 概要 |
びまん性脱毛症 | 髪の毛1本1本が細くなることで、全体的なボリュームが減る |
脂漏性脱毛症 | ベタベタとした黄色っぽいフケが毛穴に詰まり、抜け毛が増加する |
ひこう性脱毛症 | 頭全体に乾燥したフケが大量に発生して毛穴に詰まり、抜け毛が増加する |
円形脱毛症 | 小さな円形状の脱毛斑が、特定の箇所や複数の場所で発生する |
牽引性脱毛症 | 習慣的に髪が引っ張られることで、頭皮の特定の箇所に負担がかかり、抜け毛や薄毛が目立つようになる |
分娩後脱毛症 | 産後前後のホルモンバランスの変化によって、抜け毛が発生する |
ここからは、これら6つの代表的な薄毛の症状について説明していきます。
びまん性脱毛症
20代の女性にみられる薄毛の症状としてまず挙げられるのは、びまん性脱毛症です。
びまん性脱毛症は、髪の毛1本1本が細くなることで、全体的なボリュームが減っていくのが特徴で、症状の進行とともに分け目やつむじ周辺の薄毛が目立つようになります。
6か月以上かけて少しずつ薄毛が進んでいくので、毎日の変化には気づきにくいものの、放置していると老けた印象に変わってしまうでしょう。
若い世代の女性がびまん性脱毛症を発症する理由としては、生活習慣の乱れや間違ったヘアケアなどがあります。
脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症も、20代の女性が発症しやすい薄毛の症状に挙げられます。
皮脂が過剰に分泌されると、脂漏性皮膚炎という湿疹が引き起こされ、この湿疹が深刻化することで発症するのが脂漏性脱毛症です。
ベタベタとした黄色っぽいフケが発生し、それによって毛穴が詰まると頭皮の環境が悪化するため、抜け毛が増加します。
20代の女性に脂漏性脱毛症がみられる場合、脂っこい食事が多かったり、間違ったヘアケアを行ったりしていることが考えられます。
脂っこい食事は皮脂の過剰分泌を促し、間違ったヘアケアも頭皮の乾燥を招くことで、皮脂の分泌量を増やしてしまうからです。
また、仕事やプライベートでストレスを受けた場合も、ホルモンバランスが崩れて、皮脂が過剰に分泌されることがあります。
ひこう性脱毛症
20代の女性に起こりうる薄毛の症状には、ひこう性脱毛症もあります。
ひこう性脱毛症を発症すると、頭全体にカサカサとした白っぽいフケが大量に発生し、かゆみを伴います。
大量のフケが毛穴を詰まらせた結果、菌が繁殖して頭皮にかゆみや炎症を引き起こし、頭皮の環境が悪化することで、健康な髪の毛が抜けていくわけです。
肌が敏感な方が洗浄成分の強いシャンプーを使用している場合に、ひこう性脱毛症を発症することが多いとされています。
円形脱毛症
よく耳にする円形脱毛症も、20代の女性に表れる薄毛の症状の一つです。
円形脱毛症は、小さな円形状の脱毛斑が特定の箇所で生じる“単発型”や、同じような脱毛斑が複数の場所で発生する“多発型”に分けられます。
重症化すると、頭全体に症状が広がる“全頭型”になってしまいます。
なお、円形脱毛症の明確な原因は、まだわかっていません。
ストレスによるホルモンバランスの乱れや、自己免疫疾患の異常、遺伝のいずれかが有力であると考えられています。
牽引性脱毛症
牽引性脱毛症も、20代の女性に多くみられる薄毛の症状です。
習慣的に髪が引っ張られると、頭皮の特定の箇所ばかりに負担がかかって血の巡りが滞るようになるため、抜け毛や薄毛が目立つようになります。
牽引性脱毛症の原因としては、ポニーテールやお団子といった同じヘアスタイルを続けることや、ヘアアイロンを毎日使用すること、長期間のエクステの装着などが該当します。
分娩後脱毛症
20代の女性に限ったことではありませんが、女性特有の薄毛の症状には分娩後脱毛症もあります。
分娩後脱毛症は、その名の通り、出産後に抜け毛が増える脱毛症です。
抜け毛の量や期間には個人差があるものの、髪の毛をくしでといた際やシャワーを浴びたときに大量の髪の毛が抜けているのを見て、自覚する方が多いといわれます。
分娩後脱毛症の原因は、妊娠中から出産後にかけてホルモンバランスが大きく変化することです。
妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増えるので、そのはたらきによって髪の毛が抜けにくい状態になります。
しかし、出産後に女性ホルモンの分泌量が落ち着くと、その反動から妊娠中よりも髪の毛が抜けやすくなってしまうわけです。
20代の女性が薄毛を予防するためにできること
これまでにお伝えしたように、20代の女性が薄毛になる原因やその症状はさまざまです。
どの症状であっても女性にとって髪の毛の問題は深刻ですから、できれば発症する前に予防しておきたいものです。
ここからは、薄毛の予防につながる3つの方法を紹介していきますので、ぜひ参考になさってください。
生活習慣の見直し
女性にとって大切な髪の毛を守るにはまず、生活習慣を見直すことから取り組んでみてください。
もし過度なダイエットや偏った食事を続けているのであれば、食生活を改善するところから始める必要があります。
髪の毛の成長には、たんぱく質や亜鉛、ビタミンをはじめとする栄養素が欠かせないからです。
1日3食を基本としたうえで、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
また、仕事や家事、育児などに追われ慢性的な睡眠不足に陥ると、ホルモンバランスが崩れて、髪の毛の成長に悪影響を及ぼすため要注意です。
毎日決まった時間に就寝・起床し、規則正しい生活を送れば、心身の健康を保つことができるうえに、薄毛の予防にもつながります。
とはいうものの、忙しい毎日のなかで生活リズムを保つのは大変なこともあるでしょう。
そのようなときは、家族や周りの方々を頼って、心を落ち着ける時間をつくることが大切です。
ストレスの解消
ストレスを溜め込まないように、自分なりのリフレッシュ方法を見つけることも、薄毛を予防するうえでは重要です。
前述した通り、20代の女性はライフステージの変化などによってストレスを抱え込みやすく、それが原因で薄毛を発症する可能性があります。
ストレスを解消するには、ウォーキングやストレッチ、ヨガ、ピラティスなどの運動を積極的に取り入れるとよいでしょう。
運動に苦手意識がある場合は、朝に15分程度散歩したり、移動の際は極力階段を使ったりするなど、できることから始めてみてください。
ご自身の趣味を楽しむ時間も定期的に確保し、気分をリフレッシュするのもおすすめです。
適切なヘアケア
薄毛を予防するには、正しいヘアケアも欠かせません。
間違ったヘアケアを継続的に行っていると、頭皮や髪の毛にダメージが蓄積してしまい、薄毛を引き起こす可能性があるためです。
髪の毛に必要な皮脂まで洗い流してしまわないよう、洗髪は1日1回としたうえで、シャンプーのやり方を見直しましょう。
シャンプーする前のポイントとしては、頭皮の汚れをきちんと落とせるようにぬるま湯で1分程度予洗いすることが挙げられます。
そして、シャンプーする際は、頭皮マッサージやスカルプブラシを取り入れると、血の巡りが良くなるので、頭皮や髪の毛の成長に必要な栄養素が行き届くようになります。
また、シャンプーやトリートメントはたっぷりつけたからといって効果が高まるわけではありません。
それぞれ適量を使用し、洗い残しがないようにぬるま湯で十分にすすいでくださいね。
20代の女性が薄毛を改善するためにできること
薄毛の症状が気になっており、「できるだけ早くなんとかしたい」とお考えなら、専門のクリニックを受診し、治療を受けることをおすすめします。
とはいえ、「まだ20代だから、クリニックに行くほどではないだろう」「薄毛の相談は恥ずかしい……」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、薄毛の症状をそのままにしても改善する見込みはなく、放置したことで頭皮の環境が悪化すれば、せっかく治療を始めても完治に時間がかかる事態となります。
症状によって適切な治療方法は異なるため、少しでも気になることがあれば、まずは薄毛治療専門のクリニックにご相談ください。
親和クリニック for レディースの自毛植毛
薄毛の症状にお悩みの方に当院では、自毛植毛という治療方法をご提案しております。
自毛植毛は、患者様の後頭部や側頭部の髪の毛を、薄毛が気になる部分に移植する治療方法です。
当院では以下の通り、独自に開発した3種類の術式を提供しております。
【親和クリニック for レディースの自毛植毛】
名称 | 特徴 |
MIRAI法
(Minimum Invasive and Rapid Improve) |
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NC-MIRAI法
(ナチュラルカバーリング-ミライ法) |
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United MIRAI法
(ユナイテッドミライ法) |
|
患者様にとって理想のヘアスタイルを実現できるように、カウンセリングでお悩みをお伺いし、最適な治療方法をご提案いたします。
薄毛に悩む20代の女性の増加には、生活スタイルの変化が関係している
本記事では、20代の女性が薄毛になる原因をお伝えしたうえで、予防方法と改善方法を紹介しました。
20代の女性が薄毛を発症した場合、生活習慣の乱れやストレスの蓄積、頻繫なヘアカラー・パーマ、間違ったヘアケアなどの原因が重なっていると考えられます。
薄毛を放置しても自然に改善することはないため、少しでも気になる症状があれば、専門のクリニックを受診し、できるだけ早めに治療を受けましょう。
ご年齢にかかわらず薄毛の症状が疑われる場合は、親和クリニック for レディースにご相談ください。
薄毛にお悩みのすべての女性に寄り添えるよう、丁寧なカウンセリングを徹底しております。
医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。
親和クリニック【薄毛治療・自毛植毛専門】
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