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投稿日:2025年3月11日
更新日:2025年3月11日

40代の女性が薄毛になるのはなぜ?自分でもできる対処法とは

40代の女性が薄毛になるのはなぜ?自分でもできる対処法とは

年を取るたびに「髪にボリュームが出ない」「分け目が目立つ」と、髪が薄くなったように感じることが増えていないでしょうか。
特に40代に突入すると、こうした薄毛の悩みを抱える女性は多くなるとされています。

そこで今回は、「40代の女性が薄毛の悩みを抱えるのはなぜ?」という疑問にお答えします。
薄毛の症状を緩和させる方法もお伝えしますので、コンプレックスを解消し、より充実した毎日を過ごしたい方はぜひご覧ください。

40代の女性が悩む薄毛の原因

「薄毛になるのは男性だけ」というイメージが強いかもしれませんが、実はそうではなく、女性も髪が薄くなることがあります。
女性の薄毛は加齢のほか、ホルモンバランスの乱れやストレス、生活習慣など、あらゆる要素が複雑に絡み合って起こるとされています。

では、40代に突入した女性が薄毛に悩まされる場合、その原因としては何が考えられるのでしょうか。

原因①FAGA

以前よりも抜け毛が増えた場合は、FAGAを発症している可能性があります。

FAGAとは、女性に起こりうる薄毛の症状の一つです。
発症する原因には、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、遺伝などが関係していると考えられています。

FAGAを発症すると、頭頂部から後頭部にかけて地肌が透けて見える状態となり、髪のセットのしにくさや頭のシルエットの変化を感じることがあります。
すべての髪が完全に抜け落ちることはあまりありませんが、放っておくと薄毛がどんどん進行してしまうため、早めの対処が必要です。

原因②更年期の影響

女性のセカンドステージともいえる更年期を迎えると、「前よりも髪が細くなった」「ハリやコシが失われた」といった症状がみられることがあります。

そもそも更年期とは閉経を迎える前後10年間を指し、年齢としては45~55歳頃が該当します。
なお、閉経を迎える年齢には個人差があると覚えておいてください。

更年期に入ると女性ホルモンの分泌量が急激に減少し、この影響で身体的にも精神的にも不調が起こります。
女性ホルモンの減少による影響を受けるのは、髪も例外ではありません。
というのも女性ホルモンには、髪の成長を促すほか、ハリやコシを保つはたらきがあるためです。

40代後半にさしかかり、健やかな髪の維持が難しくなっている場合は、更年期を迎えてホルモンバランスが変化していると考えられます。

原因③ストレス

仕事や育児、家事に奮闘し、「ゆっくりと自分の時間がとれない」という40代の女性もいらっしゃるでしょう。
目まぐるしい毎日を送るなかで蓄積されたストレスによっても、髪が薄くなることがあります。

ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れ、全身の血の巡りが滞ってしまいます。
血の巡りが悪いと栄養を身体の隅々にまで運べなくなり、ひいては髪の成長が妨げられるのです。
髪の毛の天敵ともいわれるストレスを溜めないよう、ご自身を労わる時間をしっかりと確保したいところです。

薄毛の症状が出やすい女性の特徴

40代に突入すると薄毛に悩む女性が増えるとはいえ、必ずしも全員にみられるわけではありません。
実は、髪が薄くなりやすい女性にはいくつかの特徴があるのです。
その具体的な特徴を、以下で確認していきましょう。

生活習慣に難がある

栄養バランスが偏った食事をとっていたり寝不足の日が続いていたりと、不摂生な生活を送っていないでしょうか?

食事や睡眠をおろそかにしていると、健康な髪は育ちません。
体内に栄養が足りていなければ、髪にまで必要な栄養を届けられませんし、きちんと睡眠がとれていなければ、髪の成長を促す成長ホルモンの分泌量が低下してしまいます。

そこに運動不足が加わると頭皮の血行不良を引き起こし、結果、抜け毛の増加へとつながるわけです。

ヘアカラーやパーマを繰り返している

「白髪を隠したい」「おしゃれに見せたい」と、日頃からヘアカラーやパーマをしている女性もいらっしゃるでしょう。
見た目が整えば気分も上がりますが、頻繁に繰り返していると薄毛を引き起こすかもしれません。

髪を染めたり、癖をつけたりするときに使用する薬剤には、髪の毛や頭皮にダメージを与える成分が含まれています。
この成分によって髪の毛が傷むと、一本一本の毛がやせ細ってハリやコシの少ない髪質へと変化してしまいます。
さらには、頭皮の炎症を引き起こしたりヘアサイクルを乱したりすることにもつながり、髪全体のボリュームダウンに悩まされるのです。

妊娠や出産を経験する

晩婚化が進む昨今、40代に入ってから妊娠や出産を経験する方も少なくありません。

妊娠や出産によって身体に変化が起きている女性は、薄毛に悩む可能性が高まります。
特に出産後は、ブラッシングやシャワーの際に、髪の毛がまとまって抜けてしまうことがあります。

これは分娩後脱毛症ともよばれ、ホルモンバランスの変化によって起こる症状です。
妊娠中は女性ホルモンが盛んに分泌されるがゆえ、強く抜けにくい髪の毛が育ちます。
しかし出産を終えると、分泌量が妊娠前と同じ水準に戻り、本来妊娠中に抜けるはずだった髪の毛が抜け落ちてしまうわけです。

出産後半年も過ぎれば症状が落ち着くことがほとんどですが、妊娠や出産によって髪が薄くなることもあります。

薄毛の悩みを緩和させるためにできること

「年齢を重ねてもずっときれいでいたい」と思う女性にとって、薄毛は大きなコンプレックスとなります。
薄毛の悩みは一朝一夕に解決できるものではありませんが、日々の過ごし方を心がけたり治療を受けたりすれば、徐々に改善されていくはずです。

ここからは、そんな薄毛の悩みを解決に導くためにできることをお伝えしていきます。
薄毛に悩み、沈んでしまった気持ちをリセットするきっかけとなれば幸いです。

栄養バランスの良い食事をとる

食生活の見直しは、健やかな髪を育むための第一歩です。

忙しい日が続くと食事を適当に済ませてしまいがちですが、できる限り食べるものには気を配りたいところです。
毎日ではなくとも髪の成長を促す栄養素を含んだ、バランスの良い食事を心がけましょう。

薄毛の改善に役立つ栄養素と、それが含まれる食材を以下にまとめました。

髪の成長に効果的な栄養素

たんぱく質
  • 肉類(鶏肉、豚肉、牛肉)
  • 青魚
  • 豆腐
  • 納豆
  • キヌア
  • チーズ
  • くるみ
  • カシューナッツ
ビタミンB6
  • 牛レバー
  • まぐろ
  • サーモン
  • にんにく
  • じゃがいも
  • バナナ
  • 全粒穀物
ビタミンE
  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  •  アボカド
  • 西洋かぼちゃ
  • ドライトマト
  • ナッツ類
亜鉛
  • 鶏肉
  • 豚肉の赤身
  • 牡蠣
  • カニ
  • わらび
  • 油揚げ
  • えんどう豆
鉄分
  • レバー
  • かつお
  • さんま
  • あさり
  • 小松菜
  • がんもどき
  • 豆乳
メチオニン
  • 牛肉
  • 羊肉
  • しらす干し
  • 高野豆腐
  • グリーンピース
  • ピスタチオ

 

これらの栄養素を積極的に摂取することで、薄くなった髪の悩みも解決に近づくはずです。

きちんと睡眠をとる

毎日「よく寝た!」と感じられるような睡眠をとれているでしょうか?
適切な時間を確保した質の高い眠りは、疲れた身体や脳を癒やすほか、髪を育むためにも欠かせません。

寝ているあいだは、髪の毛をつくり育てる“成長ホルモン”の分泌量が増加します。
成長ホルモンの分泌量が増えるほどに、栄養が行き届いた健康な髪が生成されるため、しっかりと睡眠をとることは重要なのです。
1日の睡眠時間は6~8時間程度が理想ですが、どんなに忙しくても最低3時間は睡眠をとりましょう。

また、睡眠の質を向上させるためにも、寝る1~2時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控えるのが望ましいです。
照明や寝具、香りなどにもこだわって、ホッとひと息つける睡眠環境を整えておくことも、眠りの質を高めるポイントです。

適度に運動する

髪の薄さが気になるときは、日常生活に運動も取り入れてみてください。
身体を動かすことでストレスの解消や血行不良の改善が期待でき、結果、薄毛の緩和にもつながります。

取り入れる運動は、ウォーキングやラジオ体操、ストレッチなど、ご自身が無理なく続けられるもので構いません。
運動する時間がとれない場合は、ランチの際に少し遠くのお店に足を運んだり、エスカレーターの代わりに階段を使ったりするだけでも十分です。
いずれも続けることが重要ですから、楽しみながら取り組めるものを選びましょう。

定期的にストレスを発散する

ストレスと上手に付き合っていくことも、薄毛を緩和させるポイントの一つです。

先ほどお伝えしたように、ストレスは髪が薄くなるトリガーとなります。
薄毛の進行を食い止めるためにも、定期的に心のモヤモヤを撃退する機会を設けましょう。
日常から少し離れてみたり趣味に没頭したりと、ご自身の心が休まる方法を見つけてみてください。

ヘアカラーやパーマの頻度を減らす

髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまうことから、ヘアカラーやパーマはできる限り控えたいところです。

しかし、なかには「どうしても白髪が気になる」「カールが取れてきて、理想の髪型にならない」と悩む女性もいらっしゃるかもしれません。
その場合、ヘアカラーは1か月に1回、パーマは2か月に1回までに抑えておきましょう。

また、髪を染めたり癖をつけたりするときは、薬剤を使わない方法も検討してみてください。
たとえば、髪の色をチェンジしたいならウィッグを着用する、またウェーブをつけたいのであれば三つ編みをした状態で寝るといった具合です。

薄毛の悩みを解決するためにも髪の毛や頭皮を労わり、“今できること”でおしゃれを楽しむのがベターです。

専門のクリニックで治療を受ける

薄毛の悩みを抱え続けたくない場合には、薄毛治療を提供している専門のクリニックで治療を受けることをおすすめします。

特に、悩んでいる薄毛がFAGAによるものだった場合は、時間が経つほど症状が悪化してしまいますから、早めに治療を開始したいところです。
FAGAに限らず、原因によってはセルフケアだけで改善を図るのが難しいケースも少なくありません。
そのため薄毛の根本的な解決を目指すには、クリニックでの適切な治療が不可欠なのです。

クリニックでの治療といっても自毛植毛やメソセラピー、薬物療法など、その種類はさまざまです。
薄毛の進行度合いや、治療範囲によって最適な方法が異なりますので、まずはカウンセリングを受けて、ご自身に合った治療を見つけましょう。

親和クリニックforレディースでも、ドクターと専門カウンセラー、看護師による無料カウンセリングを実施しております。
患者様の悩みを解決に導くために全力でサポートいたしますので、薄毛に関して気になることがあるときは、ぜひお気軽にご相談ください。

40代の女性が悩む薄毛の原因は、主にFAGAや更年期の影響、ストレスの3つ

今回は、40代の女性にみられる薄毛の原因を解説しました。

40代に突入すると、薄毛に悩む女性が増えるとされています。
その原因は、主にFAGAや更年期の影響、ストレスです。

また、生活習慣の乱れやヘアカラーの繰り返しも、髪に良くない影響を及ぼすといわれています。
髪の薄さを緩和させたいのであれば、規則正しい生活を送ること、またストレスを溜めないことを意識したいところです。

女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースにご相談ください。
当院自慢の自毛植毛をはじめとする薄毛治療で、薄毛の悩みを解決できるよう、優しく丁寧にサポートいたします。

音田正光

【経歴】

医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。

部位・目的別 自毛植毛

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