\科学的根拠に基づいた自毛植毛/

   
投稿日:2023年1月16日
更新日:2025年5月13日

自毛植毛とは?治療を受けるメリット・デメリットも解説

髪のボリュームダウンや、抜け毛の増加などの悩みを解決できるのが、自毛植毛です。

とはいえ「具体的には、どのような治療方法なのかがわからない」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、自毛植毛とはどのようなものなのかを解説するとともに、治療のメリット・デメリットをお伝えします。

髪の薄さに悩まず、より充実した毎日を送りたい方は、ぜひご一読ください。

 

女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまでご相談ください

Contents

自毛植毛とは

自毛植毛とは、ご自身の後頭部や側頭部に生えている健康な髪の毛を、薄毛が気になる箇所に移植する治療方法です。

毛髪をつくり出す組織ごと移植するため、治療を受けたあとも、髪はサイクルを維持しながら生え変わりつづけます。

そのため、治療を受けた箇所は薄毛に再び悩まされるリスクが軽減されます。

治療を継続する必要もなく、一度の治療で薄毛を改善できる可能性がある点は、大きな特徴です。

さらに自毛植毛であれば、もともと生えていたかのような自然な仕上がりとなります。

ご自身の髪の毛を移植するため、もとの髪ともなじみやすいのです。

人工毛植毛との違い

植毛治療には“人工毛植毛”という方法もあり、自毛植毛とは、移植する髪の毛とメンテナンスの有無に違いがみられます。

先述の通り、自毛植毛ではご自身の健康な髪の毛を、薄毛が気になる箇所に移植します。

生着率が高く、拒絶反応が起こるリスクも低いことから、定期的なメンテナンスは必要ないことがほとんどです。

一方、人工毛植毛は、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維でつくられた人工毛を、頭皮に植えつけて薄毛の改善を目指す治療方法です。

 

治療後すぐに効果を実感できるものの、人工毛は身体に異物と認識されやすく、拒絶反応が起こるおそれがあります。

拒絶反応によって人工毛が抜け落ちた場合、再び生えてくることはありません。

治療後に再度薄毛になるリスクを減らすためにも、定期的な診察や、年に1~2回程度の追加移植が必要となります。

 

より自然で安全に植毛治療を受けたい場合には、自毛植毛が適しています。

ヘアライン矯正とは?メリットや具体的な流れ、費用を紹介

親和クリニックforレディースの自毛植毛について詳しくはこちら

自毛植毛の術式

自毛植毛で髪の毛を採取する方法には、FUE法とFUT法の2つがあります。

使用する医療器具や採取の方法などに違いがみられるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

 

FUE

自毛植毛の術式のなかでも比較的新しいのが、FUE法です。

FUE法とは、口径約1mmのパンチブレードとよばれる医療器具を使用し、移植する髪の毛を一本ずつくり抜いて採取しする方法です。

メスで頭皮を切るわけではないため、治療の傷跡が目立ちにくく、痛みも少ない点が大きなメリットです。

治療後の回復も早いので、「もとの生活にはすぐ戻れるのかな……」と不安に思われる方にも、治療を前向きに考えていただけるかもしれません。

さらに、もとの髪になじむかどうかを見極めながら髪の毛を採取するため、よりナチュラルに仕上がります。

医師がバランスを見ながら採取するため過度に心配する必要はありませんが、薄毛の範囲が広く、大量に移植する場合にFUE法を用いると、採取した部分の髪の毛の密度がまばらになってしまう可能性があります。

FUT

髪の毛を一本ずつくり抜くFUE法に対し、FUT法では、メスを使って後頭部の皮膚を帯状に切り取り、毛髪をまとめて採取します。

切り取った皮膚を毛穴ごとに分けて、1株ずつ薄毛が気になるところに移植するのが大きな特徴です。

皮膚を切り取る分、傷跡が目立ちやすい点はデメリットとなります。

自毛植毛のFUE法とFUT法とは

自毛植毛の6つのメリット

自毛植毛は薄毛の根本的な解決につながる治療方法といえますが、治療を受けるメリットはどのようなところにあるのでしょうか。

本項では、そのメリットを6つ紹介します。

メリット①生着後も生え変わりつづける

繰り返しになりますが、自毛植毛では毛髪をつくり出す組織ごと移植するため、生着後も自然なサイクルで生え変わりつづけます。

このヘアサイクルが保たれることで、治療から5年、10年と時間が経っても生え変わりつづける可能性が高いでしょう。

さらに移植する髪の毛は、薄毛の原因となる男性ホルモン、“ジヒドロテストステロン(DHT)”の影響を受けにくい部分から採取します。

そのため、年数が経過しても再び薄毛に悩まされる可能性が低いのもメリットです。

メリット②もともと髪のない箇所にも移植できる

自毛植毛のメリットには、もともと髪が生えていない箇所にも移植できることも挙げられます。

薄毛の悩みは人によって異なりますが、生まれつき一部にだけ髪が生えていない方や、頭皮に傷がついて以降、髪が生えなくなった方もいらっしゃいます。

毛根が消失すると、その部分からは髪が生えなくなるため「髪が薄く見える……」と感じることがあるのです。

このような場合でも、自毛植毛では人工的に毛穴を作成し、毛根を含む皮膚組織ごと植えていくので、髪を生やせます。

ただし頭皮の状態によっては、術後に髪の毛がうまく生着せず、抜け落ちる可能性がある点は覚えておきましょう。

医師に、髪が生えていない箇所があることや、その原因などを事前に伝えたうえで、治療の効果を実感できるかどうかをご確認ください。

メリット③自然な見た目に仕上がる

自毛植毛の術後、髪が生え揃うと、もともとその部分に生えていたかのような見た目に仕上がります。

自毛植毛では、ただ髪の毛を植えるだけではなく、生え癖や毛流れを考慮し、全体のバランスを調整しながら移植していきます。

これによりもともと生えている髪ともなじみやすく、自然なボリュームを出せるため、術後はご自身の好きなヘアスタイルも楽しめるでしょう。

メリット④定期的なメンテナンスが不要である

自毛植毛を受けたあとは、定期的なメンテナンスが必要ないことがほとんどです。

生着率が高いうえに、拒絶反応が起こる心配も少ないためです。

「治療や通院にかかる負担をなるべく少なくしたい」とお考えの方にとって、この点は大きな利点といえるのではないでしょうか。

 

人工毛やウィッグは、数年ごとに新しいものへと変える必要があり、継続する場合は維持に費用や手間がかかります。

その点、自毛植毛ならランニングコストがかからないうえ、長期にわたって効果を実感することが可能です。

ただし、生着するまでには1週間程度の期間を要します。

この期間中に傷口を過度に触る、また十分なヘアケアができていないと、生着率が低くなってしまいます。

定期的なメンテナンスが不要とはいえ、治療後は安静にお過ごしください。

メリット⑤拒絶反応が起こりにくい

移植するのはご自身の髪の毛であるため、身体に異物と判断されにくい点も自毛植毛のメリットといえるでしょう。

私たちの身体では、体内に異物が侵入した際、それに抵抗しようとする生体反応が起こります。

これは拒絶反応とよばれており、臓器移植のような移植手術を受けたあとにみられます。

植毛治療において拒絶反応が起こると、毛髪が抜け落ちてしまうケースもありますが、自毛植毛であれば、そのリスクはほとんどありません。

自毛植毛は安全性の高さから、日本皮膚科学会が定めるガイドラインでも推奨されています。

 

参照元:公益社団法人日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

メリット⑥術後もおしゃれなヘアスタイルを楽しめる

「自毛植毛を受けたら、今までのようにヘアカラーやヘアアレンジができなくなるのでは……」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしそのようなことはなく、治療後もこれまで通り、ご自身の好きなヘアスタイルを楽しめます。

ただし、自毛植毛を受けた直後の皮膚は、非常に敏感です。

いつもは問題ない場合でも、カラー剤が染みて痛みを感じたり、アレルギー反応が出たりする可能性もあります。

髪の毛は術後1週間程度で生着しますが、髪を染める、あるいはヘアスタイルを変える場合は、1か月ほど期間を空けておくと安心です。

自毛植毛の6つのデメリット

自毛植毛にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実です。

ここからは、治療を受ける前に覚えておきたい6つのデメリットをご紹介します。

デメリット①アフターケアが必要となる

先ほども触れたように、移植した髪の毛が生着するまでには1週間程度かかります。

この期間は“触らない”“ぶつけない”“ひっかかない”の3つを意識し、頭皮環境を健やかに保つことが不可欠です。

たとえば、髪を洗う際にはシャワーを傷口に直接当てないように注意する必要があります。

髪を乾かすときは、タオルを優しく押し当てながら水分をとり、自然乾燥、もしくは弱風のドライヤーで乾かすのがポイントです。

通常よりもヘアケアを慎重に行わなければならない点は、自毛植毛のデメリットといえます。

自毛植毛はアフターケアが肝心

デメリット②傷跡が残る場合がある

自毛植毛にはFUE法とFUT法の2つの術式がありますが、いずれの場合も頭皮に傷跡が残る可能性があります。

FUE法では、メスを使わないため傷跡は目立たないことがほとんどです。

しかし、パンチブレードで髪の毛をくり抜いた部分と、移植した部分には小さな点状の傷跡が残るかもしれません。

またFUT法では、メスで後頭部の皮膚を切り取って縫合するため、FUE法よりも傷跡が残りやすいといえます。

傷跡は徐々に薄くなっていきますが、完全に消すのは難しいでしょう。

なお、どちらの術式であっても、傷跡はほかの髪でカバーできますので、ヘアスタイルを工夫する、あるいは帽子をかぶるといった方法で対処するのがおすすめです。

自毛植毛の手術後にできたかさぶたのケア方法を解説!

デメリット③後頭部の髪を刈り上げる場合がある

FUE法の場合、長いままでは移植する髪の毛を採取できないため、治療の前に該当箇所を刈り上げます。

髪を短くすることに抵抗のある方にとって、この点はデメリットと感じるかもしれません。

しかし、クリニックによっては、髪を刈り上げない自毛植毛を提供しているところもあります。

「髪を刈り上げたくない」と感じる方は、事前にクリニックにご相談ください。

デメリット④費用が高額になる場合もある

自毛植毛は、ほかの薄毛治療と比べると治療費が高くなる場合があることも、デメリットの一つです。

髪の毛を移植する際には、適切な株数や密度などを見極める必要があります。

医師に求められる高度な技術力や、豊富な治療経験が重要となるため、費用が高くなってしまうのです。

また、自毛植毛は自由診療に区分され、保険適用外となることも高額になる原因です。

 

しかし治療にかかる費用は高いものの、一度治療を受ければ、その後のメンテナンスは基本的には必要ありません。

継続的に治療を受けなくて済むため、トータルで見るとほかの薄毛治療よりも費用を抑えられるといえます。

自毛植毛は医療費控除の対象となるのか?

デメリット⑤効果を感じるまでに時間がかかる

自毛植毛を受けても、一朝一夕に薄毛が改善するわけではありません。

治療の効果を実感するまでには時間がかかる点も、デメリットの一つといえるでしょう。

 

自毛植毛の効果は徐々に現れ、術後1週間程度で髪の毛が生着し、4か月ほどで発毛を実感し始めます。

十分な長さに生え揃うまでには、およそ1年かかります。

ヘアサイクルはゆっくりと進行するため、「髪の薄さが気にならなくなった!」と感じるまでには時間を要するのです。

デメリット⑥薄毛の範囲によっては自毛植毛だけでは解決できない可能性がある

薄毛の範囲が広すぎる場合は、自毛植毛だけでは薄毛を改善できないこともあります。

というのも、移植できる髪の毛の本数には限りがあるためです。

自毛植毛で使用可能な髪の毛の本数は、1万2,000~1万5,000本が目安です。

それ以上の本数が必要となる場合、自毛植毛だけでは十分な効果を得られないかもしれません。

治療の範囲や必要な髪の毛の本数にくわえて、そもそもご自身に自毛植毛が適しているのかどうかは、事前のカウンセリングで医師にご確認ください。

自毛植毛に向いている方の特徴

薄毛の悩みに対して、根本的なアプローチができる自毛植毛ですが、誰にでも向いているわけではありません。

まずは以下で、自毛植毛が向いている方の特徴を見てみましょう。

 

自毛植毛に向いている方

    • 後頭部や側頭部に採取する髪の毛が残っている方
    • 一度で治療を終えたい方
    • 時間をかけて薄毛の改善に臨める方
    • 薄毛を根本的に改善したい方

ナチュラルな仕上がりを重視する方自毛植毛を受けるにあたっては、採取できる髪の毛が残っている必要があります。

薄毛の範囲が広く、後頭部や側頭部の髪の毛が極端に少ない場合は、望んでいたような効果を得られないことも考えられます。

また、自毛植毛の効果を実感するまでには1年程度かかりますので、「時間をかけて治していこう」という気持ちで取り組めるかどうかも重要です。髪の毛が十分に残っているほか、即効性を求めず、時間をかけて治療に臨める方にも自毛植毛は最適です。

自毛植毛の効率の良い密度の上げ方と一度に移植できるグラフト数

自毛植毛ができない人はどんな人なのか?

自毛植毛が向いていない方は?

では、反対に自毛植毛が向いていない方には、どのような特徴があるのでしょうか。

詳しくは後述しますが、自毛植毛以外にも薄毛の治療方法はありますので、以下で紹介する内容に当てはまる方は、専門のクリニックに相談することをおすすめします。

 

自毛植毛が向いていない方

  • 持病がある方
  • 手術に抵抗のある方
  • 傷跡や痛みを避けたい方
  • 採取する髪の毛が残っていない方
  • 薄毛をすぐに改善したい方

 

自毛植毛は外科手術に該当しますので、持病がある場合は治療を受けられないかもしれません。

腎不全や肝不全、糖尿病などの持病があると、治療によって症状が悪化するリスクがあるためです。

 

また、手術中には麻酔を使用するほか、パンチブレードやメスといった医療器具を用いて頭皮に傷をつけることとなります。

そのため、手術そのものに抵抗のある方には自毛植毛は不向きです。

くわえて、傷跡が残るリスクを避けたい方や痛みに敏感な方も、自毛植毛は控えておくとよいでしょう。

事前のカウンセリングで「自分に合う治療方法は何か」を、ぜひご相談ください。

自毛植毛にかかる費用の目安

自毛植毛にかかる費用は、50万~150万円程度が目安となり、薄毛の進行度合いや、クリニックによって異なります。

たとえば、親和クリニックforレディースの自毛植毛で、頭頂部の薄毛を改善する場合は71万5,000~121万円程度かかります。

 

当院に限らず、髪の毛を移植する範囲が広がるほど高額になるため、費用を抑えたいのであれば早い段階で治療を受けるとよいでしょう。

親和クリニックforレディースの薄毛治療費についてはこちら

自毛植毛後の経過について

以下では、自毛植毛を受けたあとの髪の毛の変化を、時系列で解説します。

 

自毛植毛を受けたあとの経過

経過日数 髪の変化
~翌日 特に変化は見られない
~1週間後 髪の毛が生着し、抜け落ちる心配が少なくなる
~2か月後 移植した髪の毛が一時的に抜け落ちる
~4か月後 抜け落ちた箇所から新たな髪の毛が生えてくる
~6か月後 移植した髪の毛が2~3cm程度の長さになる
~1年後 移植した髪の毛が十分な長さまで伸びる

 

自毛植毛を受けた翌日は、髪に変化は見られません。

頭皮に不快感があるかもしれませんが、この時期は頭皮が非常に敏感なので、傷口には刺激を与えず安静に過ごしましょう。

 

術後1週間が経てば、移植した髪の毛が生着し、頭皮の不快感や出血などの心配も少なくなり、通常通りの洗髪や運動、飲酒なども可能となります。

 

自毛植毛を受けてから2か月が経過すると、移植した髪の毛が一時的に抜け落ちる、“一時的脱毛”とよばれる現象が起こります。

これは、移植した髪の毛が新たに発毛する過程で起こる自然な現象のため、心配はご無用です。

一時的脱毛を乗り越えれば、太く、強い髪の毛が徐々に生えてきます。

 

「自毛植毛を受けてよかった」と感じるまでは、毎日の過ごし方にも注意して、頭皮や髪の健康を維持できるよう心がけるのがポイントです。

自毛植毛後の経過についてはこちらの記事をご覧ください。

自毛植毛の術後の経過は?施術当日~1年後までの様子を解説

【YouTubeでも自毛植毛をされ1年経過された方のインタビュー動画を公開中】

自毛植毛の施術回数について

基本的に自毛植毛は一度の治療で、ある程度の効果を得られます。

費用や通院の手間のことを考えると一度で完了したほうがよいものの、より高い効果を求めるのであれば、回数を分けて治療を受けるのがおすすめです。

 

ここからは、複数回に分けて自毛植毛を受けるメリットとデメリットを解説します。

 

治療回数を分けるメリット

自毛植毛の治療回数を分けるメリットは、大きく3つあります。

複数回治療を受けるメリット

  • 高密度の植毛が可能になる
  • より自然な仕上がりとなる
  • ヘアスタイルがより決まりやすくなる

髪の密度が高くなるとボリュームが増し、若々しい印象を与えられます。
再手術によって、もともと生えていた髪の密度に近づくため、さらに自然な見た目となるのです。

また治療後に髪が生え揃うと、「想像していたようなヘアスタイルにならなかった」と悩むこともあるかもしれません。
そのようなときに自毛植毛を再度受けて、気になる部分を整えれば、イメージ通りのヘアスタイルに近づけるでしょう。

 

治療回数を分けるデメリット

複数回にわたって自毛植毛を受けるデメリットには、以下の2つが挙げられます。

自毛植毛の治療回数を分けるデメリット

  • 費用がかかる
  • ストレスを感じる

当然ながら、自毛植毛を受ける際には費用がかかります。
複数回治療を受けるとなれば、その分、費用がかさむ点はデメリットといえるでしょう。

くわえて手術に対する不安や痛みを感じやすい場合は、自毛植毛を受けるたびにストレスが溜まるとも考えられます。
また術後は、一時的脱毛によってショックを受ける場合もあります。
こうしたストレスが蓄積されると抜け毛が増加し、自毛植毛を受けても薄毛が改善できなくなるかもしれません。

自毛植毛以外の薄毛治療の方法

薄毛治療の方法は、自毛植毛だけではありません。
代表的なものには、内服薬や外用薬を用いた薬物療法、そして髪の成長を促す成分を注入するメソセラピーが挙げられます。

薬物療法では、内服薬としてパントガール、頭皮に塗布する薬としてはミノキシジル外用薬が用いられるのが一般的です。

パントガールには髪をつくる主成分が含まれており、薄毛の改善はもちろん、白髪の予防やダメージの修復にも効果が期待できます。
一方、ミノキシジル外用薬には、頭皮の血流を良くして髪の成長を促す作用があります。
内服薬や外用薬を使用する際には、医師の診察と処方を受けることが大切です。

またメソセラピーは、薄毛の改善に有効な成分を頭皮に直接注入する治療方法です。
即効性はありませんが、治療を継続することで発毛効果を実感できるでしょう。

このように自毛植毛以外にも、薄毛の悩みを解決する治療方法はいくつもありますので、どれがご自身に適しているのかが気になるときは、専門のクリニックにご相談ください。

親和クリニックについて

当院が大事にしていることは、安全で確実な結果を残す治療、すなわち科学的根拠を踏まえた植毛手術の提供です。
薄毛治療の選択肢は多岐にわたります。
そのなかでも当院では、患者さま一人ひとりの心身のご負担を最小限に、効果を最大限に感じられる治療を提供するためには、科学的なエビデンスに基づくことが第一と考え、治療効果の検証と改善を続けております。

また、患者さまに治療について安心、信頼していただくためには、科学的根拠に基づいた治療をいつでも提供できる実績が不可欠です。
このため、当院の全スタッフは知識と技術力を高めるために日々研鑽を重ねております。

親和クリニックが選ばれる理由

刈り上げない治療方法を確立

従来の自毛植毛では、移植元となる後頭部の髪を採取しやすいようにバリカンで短く刈り上げるのが一般的です。

しかし当院では、移植元を刈り上げない治療方法を確立しているので、施術後も周囲に自毛植毛をしたことがバレにくくなります。

刈り上げない自毛植毛 NC-MIRAI法

高度な技術で理想通りの植毛を実現

親和クリニックforレディースでは、自毛植毛を行う際に一切メスを使わず、医療器具メーカーと共同開発した、超極細のマイクロパンチブレードを用いて施術を行います。

さらに高度な技術をもった医師が、状態の良い移植株を見極め、一本一本生え癖を考慮し丁寧に移植株を採取するため、ご希望のデザインに合わせて植毛ホールを作成することが出来ます。

こだわりの器具×高度な技術を持った医師による精密な手作業が、満足感のある仕上がりを実現します。

痛みや腫れが出にくい、丁寧な施術

植毛ホールの作成に使用するパンチブレードは、世界最小級の0.63mm~0.65mmを使用。

メスを使う従来の手術に比べ、術後の腫れや痛みがほとんど出にくくなります。

手術時にも、患者様の体質に合わせて細かく調整した麻酔をかけることで、痛みに最大限配慮し体への負担を減らします。


自毛植毛の痛みや手術中・術後の痛みについて

生着率が高く、植毛した髪がしっかりと生えてくる

当院の施術では、医師×複数の看護師によるチーム医療によって、時間をかけず一気に植毛治療を行います。

そのため、頭皮に負荷がかからず植毛したほとんどの毛が生着し、理想通りの自毛植毛を成功させることが期待できます。

徹底したホスピタリティで皆様をお迎えいたします

当院では、皆様のご不安に徹底的に寄り添います。医師による診察では、自毛植毛のデメリットを隠すことなく、ご納得頂けるまで説明いたします。

また悪質な勧誘等は一切行いません。

皆様に安心して自毛植毛を受けていただけるよう、全力でサポートいたします。

親和クリニックが選ばれる理由

親和クリニックで施術を行った方の症例

 

施術前
1年後

50代 女性
移植株数:1,000株 費用:¥2,520,000(税込)

症例一覧はこちら

親和クリニックの医師・カウンセラーへのインタビュー

親和クリニックで勤務する医師とカウンセラーへ、普段の業務内容や親和クリニックの特徴について、インタビューを実施いたしました。

親和クリニック 医師 水村奈央

女性は「美」への意識が高いので、仕上がりにも強いこだわりをお持ちの方が多くおられます。
患者様のご希望に添えられるように、自毛植毛のメリットだけではなく、注意しておきたいポイントや、仕上がりのイメージなどをしっかりとご説明できるように心がけています。
自毛植毛手術を受けた患者様から「思っていたイメージと違う」と思われては、施術する意味がありませんからね。

よくあるケースを紹介させていただくと、後頭部に生えている太い髪の毛を、細い髪の毛が生えているおでこの生え際に移植すると、髪の毛の太さに違いがでることがあります。
患者様によっては「違和感がある」といわれる方もおられるんですね。
そのようなときは、あらかじめ「ここに太い毛を移植すると違和感がでるかもしれません」「違和感を減らすのであれば、この部分の移植をおすすめします」とお伝えします。

自毛植毛は、患者様の一生にかかわってくる手術です。
1年でも2年でも、時間をかけていただいて構わないので、治療を受けるかどうかをじっくりお考えいただければと思います。

わたしは、医師というものは、常に患者様のことを第一に考え、患者様が抱えるお悩みを解決するために全力を尽くすものだと考えています。
わたしどもの治療で患者様のお悩みが解消されるだけでなく、美容や人生のサポートができれば、これほどの喜びはありません。

親和クリニック 水村医師へのインタビューはこちら

親和クリニック カウンセラー 溝口

わたしの仕事は、患者様の相談役です。
初めてご来院されてから、手術の一年後まで、サポートさせていただいております。

毎日、さまざまな患者様がご来院し、一日のカウンセリングはだいたい2~3名ほど。
初回のカウンセリングでは、まずヒアリングを行います。
これは、患者様がどのようなことで悩んでいらっしゃるのか、また、治療を通じてどのようなゴールを迎えたいのかをわたくしどもが把握するためです。
患者様のお悩みやご希望を伺ったうえで、適切な治療内容をご提案します。

当院にご相談に来られる方は、いま、このページをご覧になられている皆さんと同じようなお悩みを抱えられている方がほとんどです。
少しでも薄毛のお悩みがあるようであれば、わたくしどもが全力でサポートいたします。

自毛植毛の手術を受けていただければ、一年後には、きっと笑顔で過ごされているでしょう。
毎日悩むよりも、一度ご相談に来ていただくほうが絶対に安心です。
まずはわたしたちに、お悩みをお聞かせください。

親和クリニック カウンセラー 溝口さんへのインタビューはこちら

自毛植毛は髪を自然な仕上がりで薄毛をカバーできるメリットがある

いかがでしたでしょうか?

植毛には、自毛植毛と人工毛植毛がありますが、医学的に推奨されている方法は自毛植毛です。

自毛植毛には、拒絶反応が起こらないことや定期的なメンテナンスがいらないなどのメリットがあります。
費用が高額になるというデメリットがありますが、ほかの薄毛対策に比べてトータルでかかる費用が抑えられるケースもあります。

薄毛は放置することで進行していくため、薄毛を感じ始めた早期からの治療が必要です。
薄毛が気になる方は、一度クリニックに相談しましょう。

親和クリニックは、年間1,200件以上の自毛植毛を行い実績の豊富さが魅力です。
無料相談も行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。

また、当院ではヘアライン矯正のご相談も受けて付けております。

女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディースまで

音田正光

【経歴】

医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、米国留学、日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2,000例以上の実績を持つ。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。

部位・目的別 自毛植毛

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